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ユ・ヨンチョル連続殺人犯に死刑求刑

「検事さん、死刑求刑ありがとうございます。 執行日まで反省します」。

ユ・ヨンチョル被告(34)は29日、ソウル中央地裁で行われた結審で、検察が死刑を求刑すると、無表情でこう話した。


刑務官に両腕をつかまれながら被告人席に現れたユ被告は29日、約3分間にわたって最終陳述を行った。 被告は、裁判長を見つめながら淡々とした口調で「私のような人間でもよい暮らしができる世の中になれば、第2のユ・ヨンチョルは出てこないだろう」と述べた。


陳述に先だって検察は「歴代の殺人事件の中でも最多の21人を動機なく惨殺したユ被告は、自分から社会の構成員であることをあきらめた」と死刑求刑の理由を明らかにした。

ソウル中央地検刑事3部の崔官洙(チェ・グヮンス)検事は「被告人は、法廷でも『100人以上を殺そうと思った』と述べ、被害者の家族に『お宅の娘がどんな仕事をしていたのか知ってたのか』と言い、死んで当然の人を殺してやったかのように話すなど、改心の様子が全く見られない」とし「被告人の生命は保護すべき価値がない」とコメントした。



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