連続殺人容疑で拘束起訴されたユ・ヨンチョル被告が２１日、法廷で裁判の手続きに抗議して判事席に飛び込むという騒ぎを起こした。

ユ被告はこの日、ソウル地裁刑事合意２１部の審理で開かれた公判が終わるころ、「裁判にはもう出たくはない」「裁判部は信頼できない」と述べ、出席を拒否する意思を表明した。


裁判部は「現行法上、出席するかしないかは被告人が決定できることではないので、一度戻ってからよく考えるように」とし、裁判を終えようとした。


すると、手錠がかけられたままのユ被告は「考える、考えないではなく、出てこない」と叫んだ後、被告人席の前の欄干を跳び越えて判事席の前まで走って行った。

ユ被告は、駆けつけた矯導官と法廷警衛およそ２０人に取り押さえられた後、法廷の外に連れ出され、騒ぎは２分ほどで収まった。