２０日から来月２８日までの４０日間、ＳＫテレコムの０１０携帯電話の新規加入はできない。

政府は今年６月、ＳＫテレコム・ＫＴＦ・ＬＧテレコムの移動通信業者３社における端末機への不法な補助金の支給を摘発し、これらに営業停止措置を下した。ＫＴＦとＬＧテレコムは、６月と７月にそれぞれ３０日間、新規営業を中断し、今回はＳＫテレコムが営業停止命令を受けた。

ＳＫテレコムは、移動通信市場シェアの５０％以上を占める国内最大業者だ。 停止期間中は、概算で約６０万件の新規加入を受け付けられないことになる。 ＳＫテレコムは最近、１日平均で１万５０００の新規加入件数を記録している。 政府の今回の措置により、ＳＫテレコムは当分の間、新規営業を一切行なえない。 これは、新規加入ができないだけでなく、ＫＴＦやＬＧテレコムの顧客がＳＫテレコムの電話番号に変更することもできないことを意味する。 一方、ＳＫテレコムの顧客がＫＴＦやＬＧテレコムの番号に変更することは可能だ。


また、国内最大の携帯電話業界のＳＫテレコムが新規営業を中断することにより、関連製造業者の被害が憂慮される。 ＳＫテレコムに電話機を独占供給するＳＫテレテックとモトローラコリア、ＶＫなどが大損失を受けるもようだ。 ＳＫテレコムは、通常ならば４０日間で約８０万台の端末機を販売できる。