２２日から自動車保険に加入した人が飲酒運転や無免許運転で事故を起こした場合、最高２００万ウォン（約２０万円）の範囲内で自身が負担することになる。

大事故につながる可能性が高い飲酒・無免許運転を規制するため、２２日から運転手の責任を強化した新自動車損害賠償保障法施行規則が適用されるためだ。

これに伴い、死亡・負傷など対人事故の場合は最高２００万ウォン、対物事故の場合は最高５０万ウォンを、加害者が保険会社に支払わなければならない。


これまでは総合保険加入者が飲酒運転で事故を起こした場合に限り、保険会社が加入者に負担させた。 しかしこの場合も、保険会社が被害者への補償額をほとんど負担し、被害規模が責任保険補償範囲を越える場合に限り運転手に請求した。

特に、総合保険に加入せず責任保険にだけ加入した運転手は、飲酒・無免許事故を起こしても自己負担金を一銭も出さなかった。

総合保険の未加入者は全体保険加入者のおよそ２０％と推定される。

新しい施行規則はまた、２２日以降の加入者が無免許運転車両によって車両破損などの被害を受けた場合、最高１０００万ウォンの対物被害補償を受けられるようにした。