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【噴水台】風のファイター

「力のない正義は無能であり、正義のない力は暴力だ」。1999年5月、日本の保守紙、産経新聞のあるコラムに紹介された言葉だ。日本の領海を侵犯する北朝鮮の工作船に強硬対処すべき、との論旨を強調するため使われた。

これは、日本の空手英雄、大山倍達(1923~94年)の語録から取ってきたものだ。実名は崔永宜(チェ・ヨンウィ)。韓国人には崔倍達(チェ・ベダル)としてよく知られている。同氏の言葉が日本の保守紙に紹介されたのは、アイロニーと考えられる。しかし、同氏が日本の社会でどれだけ幅広く受け入れられているかを、はっきりと見せてくれるものでもある。

現在、日本では「ヨン様(ベ・ヨンジュンの日本での愛称)」ブームが広がっているが、崔永宜が活躍していた時代、韓国人はべっ視の対象だった。1951年、東京で行われたあるアンケート調査では、最も嫌う民族に「朝鮮人」が44%で、第1位になったくらいだ。


そうした雰囲気のなか、同氏は、韓国人の誇りを守りつつ、同時に日本社会で尊敬される市民になろうとした。方法は2つ。謙そんと実力だった。

同氏は、常に自らを「凡人」と称した。言動を慎み、高い所を目指した。自身の空手を「極真」と名付けたのもそうした脈絡だ。武道に完成などないため、常にその道の真髄を極め修行を続ける、との意味である。

同氏は、また、多様な武術の高段者と競って、「不敗」の神話を実現した。最近、大繁盛している異種格闘技も同氏が元祖にあたるわけだ。漫画『風のファイター』は、これをドラマチックに描いている。

同氏には、人間としての弱点もあった。元気おう盛だった時代、韓国人のプロレスラー力道山と仲違いしたことがある。同氏は、力道山の行きつけのスナックバー「ラテンクォーター」に押し入り、力道山に「勝負しよう」と話した。同氏は、自伝で「3分内に殴り倒す自身があった」と回顧した。しかし、力道山が拒み「歴史的な」対決は実現されなかった。

ともかく、同氏の死後も、極真空手は最強の実践空手として、確実に位置づけられている。これまで、全世界で1200万人以上が入門した。今年は、同氏が他界してから10周年となる。日本では、同氏の一代記が再び出版される予定であり、韓国内では同氏を主人公にした映画が封切りされる。英雄はこの世を去ったが、伝説は続いている。



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