日本のトップ歌手、安室奈美恵（２７）が１３～１５日、ソウルオリンピック体操競技場で初の来韓公演を行う。 １５歳でデビューして以来、これまで２０００万枚以上のアルバム販売を記録した安室は、名実ともに「最高の日本大衆スター」だ。「初めての韓国コンサートなので緊張しています」という彼女に、電子メールを通じてインタビューを行った。

今回の公演を控えて緊張しているのは韓日両国の企画社だけではない。 日本文化院の関係者は「安室奈美恵さんの韓国公演には非常に大きな意味がある」とし、「万一、失敗すれば、他の歌手も韓国に進出する意欲を失いかねない」と語った。 一種の‘試験’となるわけだ。「まだ韓国で大成功した日本人歌手がいない」という点について、安室は「文化的な差が大きいからだ」とし「両国のアーティストのスタイルが違うだけに、少し時間がかかると思う」と答えた。


今回の公演のため、日本から５０人のスタッフと最先端舞台装備が空輸される。 すでに日本３６都市で計３０万人の観客を動員した舞台だ。歌手を舞台に合わせる国内公演とは違い、舞台を歌手に合わせる日本式の公演になる見通しだ。 安室は「日本ではＣＤ発売と同時に公演が始まるため、公演に死活をかける」とし、「当時、すべての公演会場のチケットが３０分で売り切れた」と明らかにした。 離婚と息子の近況について尋ねたが、所属会社側は「プライバシー」という理由で質問を止めた。


公演最終日の１５日には韓国人歌手ビ（ＲＡＩＮ）とともに舞台に立つ。 問い合わせは０２－５１１－２０７０。