ルームサロン・カラオケなど風俗関連営業に対する取り締まりを女性警察官が担当する。警察庁は９日、全国の風俗店密集地域にある１２８の警察署で、今月から、風俗店、青少年に有害な営業行為を行う店舗、売春業者－－などへの取り締まりを担当する警察官全員を、女性警察官に入れ替えていると発表した。

また、風俗店取り締まりの関連業務が多い女性青少年課にも、男女警察官を半分ずつ配置する方針だ。今回の措置は、最近、仁川桂陽（インチョン・ケヤン）警察署の「性関係を利用した取引」などで浮き彫りになった、取り締まり警察官と風俗店主との癒着関係を遮断するためのもの。

警察は先月、１年以上にわたって風俗店の取り締まり関連業務を担当していた警察官全員を入れ替えた。警察は、腐敗防止委員会の勧告を受け入れ、消防署、自治体などと連係し風俗店を取り締まる案も検討中だ。