ロイター通信が9日報じたところによると、オーストラリアが世界初めて、外国人同性愛者の難民申請を認めた。
オーストラリアの連邦高等裁判所(最高裁に該当)は「ゲイ(男の同性愛者)との理由で、生命の脅威を受けている」と難民申請していたバングラデシュの男性カップルに対し「特定の文化を持つ国で、同性愛者は迫害を受けることがある」と訴えを認めた。原告側の弁護士によると、同性愛者への差別を理由に難民と認めた判決は世界初という。
9年前から交際している2人は、ゲイとの理由で、仕事をクビになっただけでなく、警察や近所の人々に殴られるなど生命の脅威を感じていたため、99年3月に豪州に移住した。
オーストラリア高裁は、これに先立ち「控え目に行動すれば迫害は避けられたはず」とし、数回にわたって2人の訴えを退けている。しかし、最高裁にあたる豪州連邦高裁は「性を理由にした差別を受けた者も難民に該当する」と判断した。
オーストラリアの連邦高等裁判所(最高裁に該当)は「ゲイ(男の同性愛者)との理由で、生命の脅威を受けている」と難民申請していたバングラデシュの男性カップルに対し「特定の文化を持つ国で、同性愛者は迫害を受けることがある」と訴えを認めた。原告側の弁護士によると、同性愛者への差別を理由に難民と認めた判決は世界初という。
9年前から交際している2人は、ゲイとの理由で、仕事をクビになっただけでなく、警察や近所の人々に殴られるなど生命の脅威を感じていたため、99年3月に豪州に移住した。
オーストラリア高裁は、これに先立ち「控え目に行動すれば迫害は避けられたはず」とし、数回にわたって2人の訴えを退けている。しかし、最高裁にあたる豪州連邦高裁は「性を理由にした差別を受けた者も難民に該当する」と判断した。
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