ドイツのシュピーゲル紙が最近報じたところによると、英国出身の映画俳優クライブ・オーウェン（３９）が、ピアース・ブロスナンの後を継ぎ『００７シリーズ』のジェームズ・ボンド役に有力視されている。同紙によると、オーウェンは「最近、次回の００７シリーズと関連し、ボンド役出演の交渉があった」とし「ボンド役を演じるようになれば、俳優の名誉をかけて最善を尽くしたい考え」と話した。

オーウェンは昨年に上映されたロバート・アルトマン監督の『ゴスフォード・パーク』に出演しており、韓国内でもよく知られている映画『ボーンアイデンティティー』に、主人公のマット・デイモンと一緒に出演した。最近、ブロスナンは「来年初め、映画会社と相談し、次のボンド役の選定作業に参加するだろう」と話し、ボンド役の交代が明らかになっている。

オーウェンが「００７シリーズ」でジェームズ・ボンド役に抜てきされれば、第１代のショーン・コネリ、第２代のジョージ・レーゼンビ、第３代のロジャ・ムーア、第４代のティモシ・ダルトン、第５代のブロスナンに続き、第６代になる。同紙によると、次回の００７シリーズは、早くても０５年ごろ見ることができるだろうという。