米軍射撃場に乱入したり装甲車を占拠し、デモを行った事件を捜査中の京畿道抱川（キョンギド・ポチョン）警察署は、９日、米軍訓練場に進入、装甲車を占拠しデモを行った疑いで、チュ某（２１、女、外国語大３年）容疑者ら大学生１２人の身柄を拘束した。

警察は、これらとともに射撃場へ入り取材を行ったインターネット放送「民衆の声」の記者、李某（イ、２７）容疑者の身柄を拘束し、同社客員記者の李某（４８）容疑者に対しても、同じ容疑で逮捕状を請求した。


一方、高建（コ・ゴン）国務総理は９日、国政懸案政策調整会議で「今回のデモは、国益と国民の情緒に背く重大な利敵行為で、軍事施設への違法侵入を行った犯罪」とし「加担者とこれらを操縦した背後勢力も索出し、厳しい処罰する考え」と述べた。


高総理は続いて「このところ、韓国大学総学生会連合（韓総連）の活動方向と指向についての客観的かつ正確な分析が必要とされる」と指摘、韓総連の合法化が適切でないとの認識も示した。