朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金剛山観光などを進める韓国・現代峨山の鄭夢憲(チョン・モンホン)会長(54)が四日早朝、ソウル市内の同社ビル駐車場前の花壇で死亡しているのを清掃員が見つけ、警察に届けた。地元警察署では同社ビルから投身自殺したとみて調べている。
現代峨山は金剛山観光のほか、開城市での工業団地開発を進めるなど南北協力事業を幅広く展開。鄭氏の死去で同事業に打撃を与える可能性がある。
鄭氏は今年六月、金大中(キム・デジュン)前政権時の現代グループによる北朝鮮への秘密送金事件に関連し、四億五千万ドルの違法送金に関与したとして、外為法違反や南北交流協力法違反などの罪で在宅起訴された。
鄭氏は初公判で起訴事実をほぼ認めたが、同事件捜査の過程で浮上した、朴智元(パク・チウォン)前大統領秘書室長(職権乱用罪などで公判中)が現代グループから百五十億ウォン(約十五億円)を受け取ったとされる疑惑については、鄭氏の死去で真相解明が難航しそうだ。
現代峨山は金剛山観光のほか、開城市での工業団地開発を進めるなど南北協力事業を幅広く展開。鄭氏の死去で同事業に打撃を与える可能性がある。
鄭氏は今年六月、金大中(キム・デジュン)前政権時の現代グループによる北朝鮮への秘密送金事件に関連し、四億五千万ドルの違法送金に関与したとして、外為法違反や南北交流協力法違反などの罪で在宅起訴された。
鄭氏は初公判で起訴事実をほぼ認めたが、同事件捜査の過程で浮上した、朴智元(パク・チウォン)前大統領秘書室長(職権乱用罪などで公判中)が現代グループから百五十億ウォン(約十五億円)を受け取ったとされる疑惑については、鄭氏の死去で真相解明が難航しそうだ。
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