AFP通信は5日、日本の毎日新聞写真部の五味宏基(36)記者がイラク戦の取材を終え、今月1日、記念に持ち帰ろうとした物品が爆発して空港職員を死亡させた事件で、最高で死刑判決の可能性もあると報じた。
同通信はこの日、ヨルダン裁判所の関係者の話を引用「ヨルダン検察は、五味記者が禁止された不法爆発物を所持し、罪のない第3者に被害を与えた点などを挙げ、意図的1級殺人の容疑を適用する可能性が高い」と報じた。裁判所がこれを認めた場合、五味記者は死刑判決を受けることになる。意図のない2級殺人容疑の場合でも、服役期間は15年以上となる。
一方、毎日新聞は現地に伊藤芳明・東京本社編集局次長を急きょ派遣、謝罪活動を行っている。伊藤局次長は4日、事件発生現場の空港でイスラム式の追悼式を行い、次いでヨルダン駐在日本大使と犠牲者の家族のもとを訪れた。5日にはアブドーラ国王に斎藤明・毎日新聞社長の親書を手渡し、6日にはヨルダンの主要紙に「犠牲者とヨルダン国民に謝罪する」という内容の広告を掲載した。
同通信はこの日、ヨルダン裁判所の関係者の話を引用「ヨルダン検察は、五味記者が禁止された不法爆発物を所持し、罪のない第3者に被害を与えた点などを挙げ、意図的1級殺人の容疑を適用する可能性が高い」と報じた。裁判所がこれを認めた場合、五味記者は死刑判決を受けることになる。意図のない2級殺人容疑の場合でも、服役期間は15年以上となる。
一方、毎日新聞は現地に伊藤芳明・東京本社編集局次長を急きょ派遣、謝罪活動を行っている。伊藤局次長は4日、事件発生現場の空港でイスラム式の追悼式を行い、次いでヨルダン駐在日本大使と犠牲者の家族のもとを訪れた。5日にはアブドーラ国王に斎藤明・毎日新聞社長の親書を手渡し、6日にはヨルダンの主要紙に「犠牲者とヨルダン国民に謝罪する」という内容の広告を掲載した。
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