香港の各マスコミは２日、アジア映画界のスターだったレスリー・チャン（張国栄、４６）さんが投身自殺したのは「同性愛をめぐった三角関係の苦痛」のためだったものとみられると報じた。

チャンさんは「ここ１年間、あまりにも苦しかった。これ以上耐えられない」とし「唐先生と家族に、感謝の気持ちを申し上げたい」という内容の遺書を残した。


香港のマスコミによると、チャンさんが遺書で「唐先生」と書いた人物は、チャンさんと１８年間にわたって同居していたとされる唐鶴徳という４０代の男性。


中国語で「先生」は、男性を呼ぶ呼称であり夫を意味したりもする。結婚したことのないチャンさんは、１９９７年１月唐氏のことを「母を除いて、ぼくの人生で最も愛している人」と公表したことがある。

大衆紙のアップルデイリー紙は「チャンさんが昨年３月から２０歳年下の『ケネス』と交際していたが、最近唐氏と和解した」と報道した。先月、２人は音楽会と映画館に手をつないで現れている。