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変化する韓国人の食卓…年平均で食事回数25回減る(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
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肉への愛が冷めている。肉をのせて赤々と燃え上がりやがて消えていく炭火のように。「肉共和国」「サムギョプサルブラックホール」のように、肉への愛を象徴する異名が付けられた韓国。食卓にどんな変化が起きているのか。

「豚肉加工会社代表に会いました。2024年から2025年にかけての冬でしたが、サムギョプサルの在庫が少しずつ増えていると話していました。おかしく思い研究に入りました」。ソウル大学フードビジネスラボの所長を務めるムン・ジョンフン教授は4日に出版された『フードトレンド2027』を通じてその結果を発表した。2022~2024年平均と比べ2025年の牛肉実質購入額が11.9%減少し、購入回数も10.5%減った。農村振興庁の首都圏1247世帯の主婦パネルの買い物データを分析した結果だ。豚肉も購入額が7.9%減、購入回が数6.7%減を記録するなど、「肉への愛情」の異常兆候が現実にあらわれた。


肉類にとどまらない。オープンサーベイのフードダイアリーで過去2年と最近1年を比較したところ、1人当たり平均食事回数は週15.2回から14.7回に減った。食品摂取総件数は週43.1件から40.6件に減少した。年間で換算すれば食事回数は25回減り、摂取総件数は130件減った。


「減食社会」――。ムン所長は現在の韓国をこのように規定した。食事の量と回数を減らす韓国人の食卓はどうなっているのか。焼き肉店から訪ねてみた。

◇会食嫌い? 焼き肉店のお客減る

忠清南道瑞山(チュンチョンナムド・ソサン)の焼き肉店。社長のキム・ウンギョンさん(52)はため息をついた。「会食も家族連れも、お客が減りました。きのうきょうのことではないですが。それで肉を仕入れる量も1年前は1カ月3000万ウォン分だったがいまは2000万ウォンと3分の1減らしました。サムギョプサルは依然として人気メニューですが肩ロースやカルビなど他の部位と比べて明確に注文回数が減りました」

京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のスンデグク店。中高年の男性たちが1人ずつ座りクッパ1杯、焼酎1本を頼んだ。ときどき20~30代の女性が訪れ平均年齢を下げていた。やはり1人客が多かった。スンデグク店は「ひとり飯天国」と呼ばれる。

ムン教授はオープンサーベイのフードダイアリーデータで、2023年6月から2025年5月の2年間の平均と、2025年6月から2026年5月までの1年間を比較した。フードダイアリーはパネルが1週間に家庭と外食などで摂取した食べ物を記録したデータで、2016年から250万件のデータが蓄積されている。

1万件当たりの回答回数を見ると、その間にサムギョプサルをはじめとする豚焼き肉の摂取が7.3%減った。これに対しスンデグクやテジクッパのような豚肉スープ類は7.3%増え、スユク(ゆで肉)も7.3%増加した。

「『サクッと1杯』という表現のように、1人で食べやすいです。1万ウォン前後で食べられるので、普通1万5000ウォンを超える『ランチフレーション』にはあまり苦しんでいないです」。スンデグク店で会った会社員イ・ファヨンさん(29)の話だ。スンデグクやテジクッパは中高年男性の専有物のように認識されているが、20~30代の女性の進撃が目立つ。スンデグクは20代女性の摂取が42%増え、テジクッパは30代女性が123%も増加した。

このように変化する韓国人の食卓にはクッパが中心に置かれている。クッパ類全体の1人当たり摂取回数は10.3%も増えた。イさんのようにひとり飯族のクッパ類摂取が14.9%増加し上昇を牽引した。外食にとどまらない。ムン教授は「クッパを自分で料理するケースが39.8%増えた点が目立つが、これは1人世帯の増加もあり自宅で手軽に1食を解決する「ワンハンディディッシュ」を好む傾向が大きくなったとみられる。そうした点で摂取回数が7.6%増加したハンバーガーの躍進も目立つ」と分析した。

◇テジクッパ店訪れる30代女性が123%増加

結論から言えば、「変化する韓国人の食卓」ではクッパと卵、豆腐がとても熱い。チゲやごはん、キムチ、塩辛は冷たい。肉類はぬるく冷めている。

雨が降った1日。「スンデグクに焼酎か、サムギョプサルに焼酎か」。北漢山(プッカンサン)の登山を終えた山岳会員が打ち上げの場所を悩んでいた。前者でも後者でもひとまず肉だ。

韓国人は肉を愛する民族だ。世宗(セジョン)大王は「愛肉家」だった。人口1500万人ほどだった17世紀後半にも1日に牛1000頭ずつを食用に処理した。牛禁令を出しても肉への愛はとどまるところを知らなかった。湖西(ホソ)大学食品栄養学科のチョン・ヘギョン名誉教授は「韓国人は『白いごはんに肉のスープ』という言葉があるほど肉類を以前から愛してきた。魚を『ムルコギ(水の肉)』と呼ぶ点からもその愛情がわかる」と指摘した。焼き肉店で会ったお客も『肉なら何でもいい』と話した。しかしチョン教授が言及した「白いごはん」に続き「肉のスープ」で尋常でない雰囲気が漂っている。

ムン教授は「肉類購入と摂取が他の食材に比べて比較的落ちていないのは事実」としながらも、「炭水化物を減らしタンパク質を増やそうとする『低炭高蛋』の食生活傾向が拡散する状況でやや意外」と説明した。


変化する韓国人の食卓…年平均で食事回数25回減る(2)

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