ツツガムシ病を媒介するツツガムシの幼虫を顕微鏡で拡大した様子。[写真 韓国疾病管理庁]
疾病管理庁は6日、ツツガムシ病を媒介するダニの一種、ツツガムシの発生傾向の分析結果を公開した。ツツガムシ病は、ツツガムシ病の病原菌に感染したツツガムシの幼虫に刺されることで発症する感染症だ。刺された部位に痂皮(黒いかさぶた)ができるのが特徴で、発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・発疹などの症状が現れることがある。
患者は秋に集中する傾向がある。疾病管理庁もこれに合わせ、毎年ツツガムシの発生密度を監視している。ツツガムシの幼虫の密度と患者数が増加する8月26日から12月16日までの16週間、全国18地域で毎週調査する方式だ。韓国国内では、タテツツガムシとフトゲツツガムシが主な媒介種として知られている。
過去5年間の監視データでは、ツツガムシの発生が平均気温と密接に関係していることが確認された。ツツガムシ指数はおおむね10月中旬以降、平均気温が約20度を下回る時期から上昇した。10~20度で高い水準を示した後、10度未満になると低下する傾向が見られた。また、ツツガムシの発生が増加してから約1~3週間遅れて、ツツガムシ病の患者数も増加する特徴が見られた。
今年は先月22~28日(第44週)のツツガムシ指数が前週比2.5倍(0.18→0.45)に上昇した。ツツガムシの発生が本格化したことを示している。一般的にツツガムシ指数が0.2以上になると、ツツガムシ病の患者数が急増する傾向があるため、今月は時間差を置いて患者数が増える可能性が高まった。
疾病管理庁は、農作業や屋外活動の際には肌を覆う衣服や手袋を着用して肌の露出を最小限に抑え、ダニよけ剤を定期的に使用するなど、予防対策を実践する必要があると強調した。屋外活動後はすぐに衣服をはたいて洗濯し、シャワーを浴びながら痂皮など刺された痕がないか確認するのがよい。
疾病管理庁のイム・スングァン庁長は「潜伏期間である10日以内に発熱や発疹などの疑わしい症状が現れた場合は、ためらわずに医療機関を受診しなければならない」と述べた。
この記事を読んで…