6日午前、ソウル・汝矣島(ヨイド)の韓国取引所ロビー。KOSPI指数が8%台の急落となり、取引開始直後にサーキットブレーカーが発動され、5000の大台を割り込んだ。[聯合ニュース]
午前10時15分現在、KOSPI指数は前日比415.25ポイント(7.71%)安の4968.55、KOSDAQ指数は42.73ポイント(6.30%)安の635.68を記録している。同時刻、サムスン電子は前日比7%安の18万7400ウォン、SKハイニックスは9.89%安の113万9000ウォンでそれぞれ取引されている。
KOSPI指数が5000を下回るのは、今年2月2日以来、約9カ月ぶりだ。KOSPI指数が年初の水準に戻ったことになる。
今年の指数の推移を見ると、最高値をつけて以降の下落幅が際立っている。KOSPI指数は昨年最後の取引日の4214.17を起点に上昇し、6月22日には終値ベースで過去最高の9114.55まで上昇した。今年の最高値の約54%の水準まで下落したことになる。わずか4カ月余り前、証券業界が競うように打ち出していた「夢の1万ポイント」突破という見通しも、むなしいものとなった。
米国の中間選挙で民主党が圧勝する「ブルー・ツナミ」が、国内外の株式市場に相次いで衝撃を与えている。前夜のニューヨーク株式市場では、AI(人工知能)データセンターへの規制に対する懸念から、ハイテク株を中心に投げ売りが広がった。サンディスク(−22.26%)、マイクロン(−17.46%)、SKハイニックスの米国預託証券(ADR、−13.40%)などは2桁の下落率を記録した。これにより、ナスダック総合指数は5.52%急落した。ドナルド・トランプ米大統領による相互関税の発表を受けてニューヨーク株式市場が大きく揺れた昨年4月以来、最大の下落幅となった。
ハナ証券リサーチセンター長のファン・スンテク氏は「AIデータセンターへの投資ペースが鈍化する可能性はあるものの、米国経済の中核的な成長エンジンは依然としてAI設備投資だ」とし、「ビッグテックのAIクラウド売上高も50%近く成長するなど、市場の懸念は行き過ぎている」と分析した。
ただし、短期的な見通しは暗い。メリッツ証券リサーチセンター長のイ・ジヌ氏は「韓国株式市場は他国に比べて需給が脆弱な状態だ」とし、「長期投資資金がほぼなくなり、新規資金も流入していないうえ、国民年金にも余力がなく、外国人投資家の売りを吸収する主体がいない。半導体企業がAIサプライチェーンで大きな恩恵を受けてきただけに、大きな衝撃を受けると予想される面もある」と評価した。
一方、この日午前9時、KOSPI指数は前日比120.54ポイント(2.24%)安の5263.26で取引を開始した。しかし、午前9時3分に下落幅が拡大したことで第1段階のサーキットブレーカーが発動され、8.55%安の4923.47で取引が一時停止された。第1段階のサーキットブレーカーは、KOSPI指数が8%以上下落した状態が1分間続いた場合、さらなる市場の混乱を防ぐため、取引を20分間一時停止する措置だ。先月15日以来、16営業日ぶりの発動で、今年に入って韓国の有価証券市場でサーキットブレーカーが発動されたのは11回目となる。ほぼ同じ時刻、KOSDAQ市場でも売りサイドカー(プログラム売り注文の効力を5分間停止する措置)が発動された。
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