米国の実業家兼インフルエンサーのローレン・スピジアさん。[写真 スピジアさんのインスタグラム キャプチャー]
4日(現地時間)、ニューズウィークなどによると、米国ニュージャージー州出身の実業家でインフルエンサーのローレン・スピジアさん(33)は、今月1日に開催された「2026 TCSニューヨークシティマラソン」に上着を脱いで上半身裸という姿参加し、42.195キロを完走した。記録は4時間54分04秒だった。
スピジアさんは今回の大会でオレンジ色のレギンスと紫色のボレロを着用した。ブラトップは着けず、乳房切除手術の傷痕が残る胸を露出したまま走った。走っている間に胸へのダメージを防ぐため、両胸の下にボディーテープを貼った。
スピジアさんは2024年11月に乳がんと診断され、その後、抗がん剤治療を16回、免疫療法を8回受け、乳房切除手術と乳房再建手術も受けた。
スピジアさんは、今回の挑戦は乳がんに対する社会的関心を高めることが目的だったと明らかにした。
スピジアさんはメディアのインタビューで「今回のマラソンがメッセージを伝えるのに最もふさわしい舞台だと感じた」と語った。
また「決して性的な目的や男性の視線を意識したものではなく、その正反対」とし、「自分たちの健康を主体的に守り、自分自身とすべての女性の健康のために行動した」と述べた。
続いて、マラソンコースには自身が乳がん治療のために通院した病院があるとし、「できるだけ多くの人の前に立ちたかった」と明らかにした。
スピジアさんは上半身裸のままでマラソンを走った感想について「私が通り過ぎるとき、衝撃を受けた人も多かった。多くの支持や声援も寄せられた」とし、「今の自分の姿は以前の自分よりもずっとかっこいい」と付け加えた。
スピジアさんは「乳房切除手術後、更衣室で初めて着替えたとき、無意識に胸を隠そうと身を縮めた。知らず知らずのうちに恥ずかしさを感じていた」とし、「しかし、この恥ずかしさのために世間から隠れていたくはなかった」と語った。
また「(胸の)傷痕は私の命を救うために必要だった医療の痕跡であり、がんを克服した名誉の勲章だ」と表現した。
さらに、自身の挑戦がほかのがんサバイバーの力となり、女性たちの乳がんに対する認識を高めることにつながってほしいとの願いも伝えた。
一方、スピジアさんはマラソンに先立ち、医療スタッフに自身の計画を説明しており、医療スタッフもこのキャンペーンを支持したという。
この記事を読んで…