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AI権威のサラフディノフ氏「韓国にはフィジカルAIをリードするチャンス…製造業が強み」[2026中央フォーラム]

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
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米カーネギーメロン大学のルスラン・サラフディノフ教授が4日午前、ソウルのザ・グランドロッテホテルで開かれた中央フォーラムで基調講演を行っている。カン・ジョンヒョン記者。

「韓国は強力な製造業基盤をもとに、フィジカル人工知能(AI)分野をリードする比類ないチャンスを持っている」

人工知能(AI)の世界的な権威であるルスラン・サラフディノフ米カーネギーメロン大学教授は4日、「2026中央フォーラム」で韓国のAI競争力についてこのように評価した。サラフディノフ氏は「ロボット工学はAIの次の時代をリードする分野になるだろう」とし、韓国が製造業の競争力を足掛かりに新たなチャンスをつかむことができると見通した。


サラフディノフ教授は、韓国がこうしたチャンスを生かすためには、ロボットAIの核心課題である「データ不足」を解決しなければならないと強調した。ChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)はインターネット上に蓄積された膨大な情報を学習できるが、ロボットは現実世界で動き、作業するために必要なデータを確保することがはるかに難しいということだ。サラフディノフ氏は「データ、AIモデルの開発、実際の工場に適用する能力がすべて必要だ」と強調した。


サラフディノフ氏は、AIが自ら業務を遂行し、複数のAIが人間のように協業する時代が到来しつつあると診断した。また、5つのAIエージェントが作業結果を共有しながらプログラムを開発する研究事例も紹介した。あるAIが作成したコードを別のAIが引き継いで改善する方式だ。さらに一歩進んで、AIが自らのプログラムを修正して性能を高める「再帰的自己改善(recursive self-improvement)」を主要な研究課題に挙げた。サラフディノフ氏は「AIが自ら新たな設計構造を見つけ出し、性能を改善できるかどうかがカギだ」と説明した。

また、AIが人間よりも正確に未来を予測する可能性も提示した。「AIの次の進化段階は、人間よりも未来をうまく予測するシステムになるだろう」とし、企業経営者や銀行員、政治家などを例に挙げた。こうした人々が市場の動向や選挙結果などを予測する際に、AIが重要な役割を果たす可能性があるということだ。

ただし、同時に「AIが賢くなるほど、制御することも難しくなる可能性がある」と警告した。また、AIが人間の意図とは異なる行動を取った事例も紹介した。ある実験で研究者が「一部のコンピューターを交換しなければならない」というメッセージを残すと、それを読んだAIが自らの作業が中断される可能性があると判断し、作業を続けるために別のプロセスを実行しようとしたという。サラフディノフ氏はこれを一種の「自己保存」行動と説明し、「AIは利用者の意図とは異なる行動を取る可能性がある」と強調した。

AIの安全性を確保するための「ゴールデンタイム」がどれほど残されているかという質問に、サラフディノフ氏は「5年後にAIがどこまで発展するかも予測するのは難しい」と答えた。自身も「AIが今のように発展するとは予想していなかった」とし、「まだどの最先端AI研究所も、安全で信頼できるモデルを開発する方法を見つけ出せていない」と指摘した。ただし、AIが人類を滅亡させる可能性があるという恩師ジェフリー・ヒントン教授の懸念については「そうなるとは思わない」とし、学界と産業界の協力による安全問題の解決に、より楽観的な立場を示した。

一方、この日の行事には趙正湜(チョ・ジョンシク)国会議長と裵慶勲(ペ・ギョンフン)副首相兼科学技術情報通信部長官、韓秉道(ハン・ビョンド)共に民主党院内代表、張東赫(チャン・ドンヒョク)国民の力代表、呉世勲(オ・セフン)ソウル市長、李重根(イ・ジュングン)大韓老人会会長、尹鎭植(ユン・ジンシク)韓国貿易協会会長、晋玉童(チン・オクドン)新韓(シンハン)金融持株会長ら政財界の主要人物約600人が出席した。



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