先月30日、大田地裁天安支院で殺人容疑により拘束前被疑者尋問に出席した容疑者が審査を放棄し法廷を出ている。[写真 ニュース1]
中央日報の取材を総合すると、天安西北警察署は殺人容疑で先月30日に拘束した容疑者の男を相手に正確な犯行動機と被害者である20代の日本人女性と会うようになった経緯などを調べている。天安で女性を殺害した後に自宅がある全州(チョンジュ)に逃げた男は犯行翌日の先月29日に警察に逮捕された。警察は送検期限である6日までに犯行動機、女性と会うことになった経緯などを集中的に捜査している。
◇容疑者「株式投資失敗、1人で死ぬのが怖くて殺害」
男は警察の取り調べに「株式投資で500万ウォン(約58万円)ほどの損失を出し死ぬ決心をしたが1人で死ぬのが怖く女性と一緒に死のうとした」と供述した。犯行当時無職だった男は過去にアルバイトを転々としながら生活費を稼いでいたという。
調査の結果、死亡した女性は9月に韓国に入国して日本に帰国した後、先月中旬に再入国した。留学や就労ビザではなくビザが必要ない短期滞在として韓国に来たというのが警察の説明だ。犯行当日は2人が3度目に会った日だった。犯行が発生した天安のオフィステルの部屋は別の人物が借りているもので死亡した女性はここに滞在していて被害に遭った。
警察は男が3回ほど会った女性を犯行対象としたことに捜査力を集中している。ただ2人が交際関係ではなく、これまでストーカー関連の通報もなかったものと確認された。一部で提起される「性的目的」が犯行動機という点に対しても警察は追加の捜査が必要だという立場だ。死亡した女性は発見当時上半身が脱衣状態だったが、警察が到着する前に救急隊が心肺蘇生をする過程で服が一部脱がされたかもしれないという可能性のためだ。捜査過程で女性が死亡する前に別の韓国人男性に電話をかけていた事実も明らかになった。警察は「女性の悲鳴を聞いた」というこの男性の陳述を確保した。
◇被害者遺族は厳罰要求…日本メディアも高い関心
被害女性の遺族は先月30日、警察との面談で厳重な処罰を要求した。NHKと共同通信など日本メディアは今回の事件をリアルタイムで報道し高い関心を見せている。日本のあるオンラインメディアは、交流サイト(SNS)で2人が言語交換アプリを通じて知り合ったのではないかとの反応が相次いでいると報道した。
警察関係者は「被害者の携帯電話がロックされており被疑者との関係や他の人との交流を確認しにくい状況。被疑者を相手に具体的な犯行動機を調べ、解剖検査を通じて正確な死因も確認する方針」と話した。
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