韓国の許民(ホ・ミン)国家遺産庁長。チャン・ジニョン記者
韓国の許民(ホ・ミン)国家遺産庁長は2日、フェイスブックを通じて「北朝鮮が申請した『朝鮮民主主義人民共和国の伝統武術-テコンドー』が、ユネスコ人類無形文化遺産の代表一覧表への『登録勧告』評価を受けると予想される」と明らかにした。
許庁長は「北朝鮮が2024年3月にテコンドーの『単独登録』を申請して以降、李在明(イ・ジェミョン)政権は2026年3月に登録申請書を提出し、南北交流と協力の拡大に向けた『共同登録』に努めてきた」とし、「しかし、現在の南北関係などさまざまな事情により、現時点で共同登録は事実上困難と予想される」と説明した。
続いて「政府はこれまでユネスコ人類無形文化遺産への登録に積極的に取り組み、パンソリやアリランをはじめ23件の無形遺産が登録される成果を上げた」とし、「北朝鮮は計5件の無形遺産がユネスコに登録されているが、このうちシルム(韓国相撲)は韓国と北朝鮮が2018年に共同登録を実現した快挙だった」と伝えた。
許庁長は「ユネスコの人類無形文化遺産制度は文化の多様性と人類の創造性を尊重し、各国の無形遺産を登録することで人類文化の普遍的価値を共に保護し、継承するための制度」とし、「先に登録されたり、登録を申請したりしたからといって、当該遺産に対する排他的権利が認められるわけではない」と強調した。
また、「政府は本日の審査結果に関係なく、韓国のテコンドーがユネスコ人類無形文化遺産の代表一覧表に『拡張』または『単独登録』されるよう引き続き努力する」と付け加えた。
ユネスコ無形文化遺産委員会傘下の評価機関による審査結果は、フランス現地時間で2日(日本時間では3日の見込み)に発表されると予想される。
韓国は今年、「韓紙製作の伝統的知識と技術および文化的実践」の登録を目指している。登録が確定すれば、韓国にとって24件目の人類無形文化遺産となる。
韓国は「宗廟祭礼および宗廟祭礼楽」(2001年)を皮切りに、2024年に登録された「韓国の醤(ジャン)造り文化」まで、計23件の人類無形文化遺産を代表一覧表に登録している。
最終的な登録の可否は12月に中国・厦門(アモイ)で開かれる第21回無形文化遺産委員会で決定される。
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