24日(現地時間)、欧州各地でデモが相次いだ。フランスでは燃料費の上昇、イタリアでは物価高に抗議するデモが行われ、スペインでは年金・賃金の引き上げ、ポルトガルでは居住権の保障を求めるデモが行われた。写真はフランスのデモの様子。[ロイター=聯合ニュース]
フランス内務省は、この日のデモにパリの11万人を含め、全国289カ所で41万人(主催者側推計80万人)が参加したと発表した。1週間前のデモの参加者55万人と比べると減少した。この日午後2時、パリ南東部のポルト・ディタリーで平和的な行進として始まったデモは、午後5時ごろ、デモ隊が行進を終えて解散すると、雰囲気が変わった。黒い服や覆面、ゴーグル、ガスマスクなどを身に着けた、いわゆる「ブラック・ブロック」の約500人が、現場にあった大きな木製の合板で放水を防ぎ、催涙弾を足で蹴るなどして警察と激しく衝突した。アウディなど一部の店舗のガラスが割られ、一部地域ではピザ店やスーパーマーケットなどが略奪の被害に遭った。
この日、ルーブル美術館やオルセー美術館などは一斉に休館した。前日に開幕した現代美術のアートフェア「アート・バーゼル・パリ」も、安全上の懸念から週末の日程を中止した。デモを主導した「黄色いベスト運動」側は、31日に追加のデモを行うと予告した。
イタリアのローマではこの日、警察とデモ隊の対峙が長引く中、一部のデモ参加者が古代ローマの円形闘技場であるコロッセオに侵入した。17日に略奪や放火が発生したミラノでは、約1万人のデモ参加者がジョルジャ・メローニ首相を批判するスローガンなどを叫んだが、デモは大きな衝突もなく終了した。
スペインのマドリードでは、市民数千人が公的年金の民営化に反対するデモを行った。ポルトガルのリスボンでも、市民らが住居費の負担軽減を求めて街頭に繰り出した。
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