6月15日、ソウル市江南区(カンナムグ)の韓国野球委員会(KBO)前で開かれた、全国のプロ野球場使い捨て用品・リユース容器の使用実態に関するモニタリング結果の発表記者会見で参加者がプラカードを掲げている。[聯合ニュース]
陳善美(チン・ソンミ)共に民主党議員が文化体育観光部と気候エネルギー環境部から提出を受けた資料によると、昨年、全国9カ所のプロ野球場で排出された一般廃棄物は2931.7トンだった。これは2024年の排出量(2357.87トン)に比べて24.3%(573.83トン)多い数値だ。2023年の1895.9トンと比較すると2年間で54.6%も増えた。
レギュラーシーズンの観客数は2024年の1088万7705人から昨年は1231万2519人へと13.1%増加したが、ごみ排出量の増加率はその倍だ。
特に、LGと斗山が共同で使用する蚕室(チャムシル)球場の一般廃棄物は2023年の214.44トンから昨年は497.94トンへと132.2%も増えた。この期間、両チームのレギュラーシーズンのホームゲーム観客数は36.9%増えたが、一般廃棄物の量を観客数で割って単純計算した1人あたりの排出量は約98.7グラムから167.5グラムへと69.7%増えたことになる。
大邱(テグ)のサムスン・ライオンズ・パークの一般廃棄物排出量も同じ期間に218トンから433トンへと98.6%増加した。釜山(プサン)の社稷(サジク)球場は同じ期間に254.87トンから410.94トンへと61.2%増えた。
ごみの増加を受け、廃棄物の処理や清掃にかかる費用も増えた。費用に関する資料を対外秘として提出した全南光州KIAチャンピオンズフィールドを除く8球場の処理・清掃費は、2023年の35億676万ウォンから昨年は45億1393万ウォン(約5億3500万円)へと28.7%増えた。2023~2025年の累計費用は118億7314万ウォンにのぼる。
廃棄物を減らすためリユース容器の導入は拡大しているものの、実際の削減効果を検証する必要があるとの指摘が出ている。リユース容器を運用している球場は現在7カ所でサムスン・ライオンズ・パークと社稷球場も来年の導入を計画している。
陳善美議員は「野球場のごみ問題を観客の責任だけにしてはいけない」とし「球団とテナント店舗は使い捨て用品の使用を減らし、リユース容器を適切に回収できる運営体制を整えるべき」と述べた。続いて「リユース容器を導入した球場が何カ所あるかよりも、実際に廃棄物がどれだけ減ったかを成果として評価するべきだ。文化体育観光部と気候エネルギー環境部、KBOが球場ごとの削減目標と管理基準を設ける必要がある」と強調した。
この記事を読んで…