韓国合同参謀本部が5日、ソウル竜山区(ヨンサング)の国防部で開かれた第25師団の非武装地帯(DMZ)作戦中の地雷爆発状況に関する合同参謀本部合同現場調査タスクフォース(TF)の最終調査結果を発表し、写真を公開した。写真は同日実施された軍事境界線(MDL)以南での北朝鮮軍の地雷除去作戦の映像をキャプチャーしたもの。[写真 合同参謀本部、ニュース1]
韓国合同参謀本部は23日、メディアに対して「北朝鮮は2024年以降、MDL北側地域に相当数の地雷を埋設したと推定される」と明らかにした。軍消息筋も同日、軍当局が北朝鮮によって2024年以降DMZ一帯に埋設された地雷が計96万個に達すると推定していることを国会に報告したと伝えた。
軍内外では韓国軍の地雷を含め、DMZ全体に埋設された地雷は約200万個に達すると推算している。これに先立ち、鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官も7日の国政監査で地雷問題に言及し、DMZに埋設された地雷の総数を「200万個」と述べた。これを基準にすると、北朝鮮が2024年以降に埋設したと推定される地雷は、DMZ全体の推定埋設数200万個の約半分に相当する。
北朝鮮のこうした動きは、金正恩国務委員長が2023年12月の朝鮮労働党中央委員会総会で提示した「敵対的な二国家論」に基づき、南北間の物理的な断絶を固定化しようとする「国境線要塞化」戦略の一環とみられる。実際、北朝鮮軍は2024年4月からMDL一帯で不毛地帯の造成、防壁の建設、戦術道路や鉄条網の設置などの作業を進めている。
特に2024年10月には京義(キョンウィ)線・東海(トンヘ)線の連結道路を爆破した。南北を結ぶ象徴的な道路網を断ち、MDL一帯に防衛線を構築しようとする意図とみられる。金与正(キム・ヨジョン)労働党部長が21日の談話で「国境線は永遠に越えることのできない恒久的な線とならなければならない」と強調したことも、こうした分析を裏付ける部分だ。
北朝鮮軍がMDL全域で「国境線要塞化」作業を進める中、この一帯の軍事的緊張も高まっている。これに対し、韓国軍は北朝鮮軍によるMDL侵犯が頻発していることから、定められた手続きに従い、警告放送や警告射撃などで対応している。
しかし、北朝鮮は金与正氏ら主要幹部の談話や立場表明を通じて韓国軍の対応を軍事的挑発と規定し、追加対応を予告している。実際、金与正氏は21日の談話で「われわれの戦術的狩り組は新しい陣地を占めており、10月中に対韓国心理戦拡声器が全国境線で稼働状態に入るようになるであろう」と明らかにした。
統一研究院のオ・ギョンソプ上級研究委員は「北朝鮮は最近、一連の談話などを通じて金正恩氏の命令に従い、要塞化工事を支障なく完了させるという意志を示してきた」とし、「自らが主張するMDLを恒久的な国境線として固定化する作業を続けるとみられる」と述べた。
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