文正仁(ムン・ジョンイン)延世大名誉教授が21日、ソウル大国家未来戦略院の主催で開かれたラウンドテーブル「新朝米対話の岐路に立った韓半島」で発言している。 [聯合ニュース]
振り返ると、北朝鮮が非武装地帯(DMZ)に埋設された地雷で先月、韓国軍兵士3人が重傷を負って以降、安全保障への不安は高まっている。韓国軍は「相応の措置」と話すだけで具体的な行動に踏み切れずにいる一方、北朝鮮は「自作自演の茶番劇」と嘲弄性の談話を8回も発表した。ついに金与正は21日、軍幹部の朴正天(パク・ジョンチョン)氏と共に見せつけるように軍事境界線(MDL)まで下りてきて「今月中に対南拡声器を稼働させる」と公言した。李在明政権が発足するやいなや対北朝鮮拡声器の設備を撤去したという事実がきまり悪いほどだ。北朝鮮の核の人質にされたうえ、騒音放送の人質にまでなるというのか。ここまでくると加害者と被害者が完全に逆転しているのではないのか。
北朝鮮が核と通常戦力を総動員して国境を壁のように固めているが、脅威を受けている当事者の韓国政府と与党だけがまるで何も心配していないかのように見える。北朝鮮が突きつけようとしている刃を「防衛用の盾」と呼び、自分たちを守ってくれる友好国の盾を「呪い」と呼ぶ、そのような錯覚から直ちに目を覚まさなければいけない。李大統領が非難すべき相手はウクライナではない。
チェ・ミンウ/政治外交国際副局長
【時視各角】北朝鮮の核は防衛用で、韓米同盟は呪いなのか(1)
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