東京・日本橋にある東京証券取引所。[中央フォト]
共同通信などによると、大阪に本社を置く岩井コスモ証券がオンライン取引システム運営を委託したトレードワークスのサーバーがサイバー攻撃を受け5件の口座で不正な株式売買がなされた。共同通信は、AIを使った可能性があるとし、「最近の不正アクセスを巡り、金融機関の被害確認は初とみられる」と分析した。続けて「個人情報漏えいによる「口座乗っ取り」ではなく、システムそのものが乗っ取られた事態は異例かつ深刻」と指摘した。
証券会社は「14日に検知しアクセス制限などの緊急措置を取ったが、遮断までの間に7口座で売買注文が発注され5口座で不正な取引が起きた」と明らかにした。不正取引とともに4975人の指名とメールアドレスが流出した。ただ探知後に取引前の状態に戻す作業を終え顧客に実際の被害は発生しなかった。証券会社は「AIと断定はできない」と説明した。
一方、読売新聞は日本セキュリティ企業GMOサイバーセキュリティが先月18日から今月18日にかけ日本企業攻撃に使われた海外サーバー6台を分析した結果、中国製AIエージェントである「アルテックス」の使用の痕跡を確認したと報道した。攻撃対象は保険、金融、物流など約80社だ。このうち8社で情報流出被害があったと明らかにした。
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