韓国の姜信哲(カン・シンチョル)国防部長官が7日、ソウル竜山区(ヨンサング)の国防部で開かれた国会国防委員会の国政監査で議員の質問を聞いている。[写真 国会写真記者団]
祖国革新党の金載原(キム・ジェウォン)議員室が21日、大韓体育会から受け取った資料によると、2026愛知・名古屋アジア競技大会(AG)で金メダルを獲得し、体育要員に編入される予定の選手は計56人だ。このうち野球、サッカー、バスケットボールなど団体球技種目の選手は計48人で、全体の85.7%を占めた。
団体球技種目でも選手ごとの実際の出場機会には大きな差が見られた。野球代表チーム24人のうち、兵役を終えていない選手は16人だ。計6試合を戦う中、投手のソン・ヨンタクとキム・ヨンウはそれぞれ1回1/3、1回2/3を投げた一方、クァク・ビンは2試合で12回1/3を投げた。先発とブルペンの役割の違いを考慮しても、実際に登板したイニング数には大きな差があったということだ。野手ではキム・ゴンヒとイ・ジェヒョンがそれぞれ4打席に立つにとどまり、守備もそれぞれ9イニングを消化しただけだった。一方、キム・ジチャンとノ・シファンは全試合に出場し、40イニング以上守備に就いた。クァク・ビン、キム・ジチャン、ノ・シファンは、すでに前回の杭州大会で金メダルを獲得し、特例を受けた選手たちだ。
サッカー代表チームでは23人のうち20人が兵役の恩恵を受ける。GKポジションでは、すでに尚武(サンム)で兵役を終えたキム・ジュンホンが6試合すべてにフル出場した。同じGKのキム・ミンスンとイ・スンファンは一度も出場しなかった。
DFのパク・ギョンソプとチェ・ウジンは交代出場でそれぞれ1分間だけプレーし、パク・ソンフンとカン・ミンジュンも出場時間が10分未満だった。「除隊帽子」をめぐる論争に巻き込まれたパク・スンスは3試合で17分間の出場にとどまり、「兵役免除という報酬があるので、それだけを目指して試合をした」という趣旨の発言で物議を醸したヤン・ミンヒョクは4試合で183分間プレーした。一方、シン・ミンハ、チェ・ソクヒョン、ペ・ヒョンソは全試合に出場し、400分以上ピッチを駆け回った。
バスケットボールでは、選手ごとの出場時間が比較的均等に分布していた。兵役の恩恵を受ける対象選手8人は全員、1試合平均10分以上出場した。兵長の身分で大会に参加したイ・ウソクをはじめ、イ・ヒョンジュン、イ・ジョンヒョンなど一部の主力選手は1試合平均25分前後プレーした。試合時間が10分の3人制バスケットボールでは、登録メンバーに含まれたイ・ジュヨン、キム・スンウ、イ・ドングン、ク・ミンギョの全員が1試合平均6分以上プレーした。
現行制度では、アジア競技大会の団体種目で金メダルを獲得すれば、実際の出場時間に関係なく体育要員への編入対象となることができる。かつては試合に必ず出場しなければ恩恵を受けられなかったが、一部の選手を短時間だけ出場させる抜け道が問題になると、2020年に関連条項が削除された。その後、1試合も出場しなかった選手と全試合に出場した選手が同じ兵役の恩恵を受ける仕組みとなった。
今回のアジア競技大会を機に兵役の恩恵をめぐる公平性の議論が再燃し、政界では制度改革を求める声が相次いでいる。姜信哲(カン・シンチョル)国防部長官と崔輝永(チェ・フィヨン)文化体育観光部長官も最近、国会の国政監査に出席し、兵役特例制度の段階的縮小や廃止に向けた方策をまとめると明らかにした。金載原議員は「与野党が声をそろえて制度改善の必要性を提起しているだけに、兵役特例制度の趣旨と必要性を考慮し、国民的な共感に沿った合理的な改善策を講じなければならない」と述べた。
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