旭日旗の参考写真。[聯合ニュース]
20日、中国国営メディアの環球時報や香港紙の明報などによると、最近、中国のSNS上で、モスクワ大学の歴史学科の授業中に、中国人留学生が旭日旗を身にまとって座っている様子を捉えた動画が拡散した。机の上には日本軍の軍帽も置かれていた。
モスクワ大学の中国人学生・学者団体は17日、大学側にこの学生に対する調査を求めた。大学側は19日に特別懇談会を開き、除籍の決定を速やかに発表する方針を示した。環球時報は、この学生がすでに中国に送還されたと伝えた。
◇南京出身の留学生、日本の軍国主義に関する投稿を掲載
中国メディアによると、問題となった学生は、中国国内でも反日感情が特に強い江蘇省南京市の出身だ。
この学生は、着物を着て日本刀を持った写真をSNSのプロフィール画像に使用し、日本の歴史上の人物や軍国主義に関する投稿も継続的に行っていたという。
公共の場所に旭日旗を掲げたり、他の中国人留学生をロシア語や日本語で「支那人」(中国人に対する蔑称)と呼んだりしていたことも明らかになった。授業中に台湾独立を支持する発言をし、他の学生と摩擦を起こしたこともあったと現地メディアは報じた。
◇中国国営メディアも批判…「歴史的正義を冒涜」
中国国営メディアも、この学生の行動を強く批判した。人民日報は論評で「日本の侵略の歴史を象徴するものを身にまとうことは、民族の苦痛を軽視するだけでなく、歴史的正義を冒涜することだ」と指摘した。
続けて「新たに改正された『治安管理処罰法』は、侵略戦争や侵略行為を宣伝・美化する発言をしたり、写真や動画などを制作・発信・拡散したりする行為に対する処罰規定を明確にした」と強調した。
中国軍の機関紙「解放軍報」も「どの国にいようと、軍国主義の手先になることは、人類の良心に対する公然たる冒涜だ」として批判に加わった。
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