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【コラム】時代が変われば外交戦略も変わらなくては=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
それでも中国と敵対関係に進む必要はない。中国は重要な隣国だ。しかし中国は韓国が米国を離れ自身の影響圏に入るよう望む。そこで韓国は原則を持って友好関係を図り中国の指導者に率直に話す必要がある。「あなたたちが私たちならばどのようにするのか。核もない私たちは北朝鮮の核兵器とミサイル脅威を防止しなければならない。そのため韓米同盟が優先だ。このような事情を理解し相互尊重と互恵の精神の下で仲良く過ごそう」。原則もなく米中の間でどこか曖昧に立っているならば両方に不信を与え孤立するかもしれない。

南北関係も同じだ。いまは2000年代初期や2018~19年と違う。当時中国とロシアは対北朝鮮制裁に参加した。北朝鮮は制裁解除が切実で、南北対話と非核化交渉にも出てきた。しかしいまは米中、米ロ対立が深まり、中ロの協力で対北朝鮮制裁の実効性が大きく弱まった。北朝鮮はロシアに派兵して同盟を結び、経済的・軍事的利益まで得た。いまは韓国の影響力を遮断するために「敵対的二国家論」を前面に出し対米交渉力を高めることに集中している。


そんな北朝鮮に過去の対北朝鮮戦略を固守すれば費用が大きくなるだろう。それでも敵対政策を展開しようということではない。偶発的衝突を防ぐための疎通チャンネルは開き南北対話も追求しなければならない。しかし対話自体を成果としたり、そのために韓国のアイデンティティと原則を譲歩してはならない。トランプ政権の対北朝鮮対話は支持するが、韓国の安全保障を犠牲にする米朝間の取引が成り立たないよう韓米間の戦略的共感を確かめなければならない。


ひとつ肯定的なことは、この23年間に韓国の国力と国際的地位が驚くほど大きくなった点だ。造船、半導体、防衛産業、原発など、製造業の能力が外交の核心カードになった。特に重要なのは取引的外交をするトランプ大統領が「韓国に対する安全保障公約を守ることが米国にも利益だ」と考えるようにさせることだ。増大した国力を外交的影響力に変える賢明な戦略が切実だ。このため安全保障部門と経済・産業部門の官庁が、そしてまだそのような区分が残っているならば自主派と同盟派が徹底してひとつのチームにならなければならない。そして日本、欧州、オーストラリア、インドなど規範基盤国際秩序を望む気が合う民主国家とも連帯を強化しなければならない。

真の自主は同盟と距離を置くところから出るのではない。韓国の国力を育て同盟を国益に合うよう活用し強大国が韓国を「代替不可」のパートナーと認識し必要とさせるところから出ている。原子力協定改正と原子力潜水艦事業もそのような戦略的外交を通じて成功することを期待する。それが2020年代の険しい権力政治時代に必要な実用主義外交であり真の自主だろう。

尹永寛(ユン・ヨングァン)/峨山(アサン)政策研究院理事長、元外交通商部長官


【コラム】時代が変われば外交戦略も変わらなくては=韓国(1)

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