トランプ米大統領。ロイター=聯合ニュース
14日(現地時間)のニューヨークポストや英テレグラフなど海外メディアによると、トランプ大統領は前日夜、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、今月10日に英国ヨークシャー野生動物公園で発生したトラの襲撃事故の現場映像を投稿した。
約41秒のこの映像には、来園者が撮影したとみられる、被害男性が体重約200キロのシベリアトラ「アルタイ」に服をかみちぎられ、前脚で襲われる衝撃的な場面がそのまま入っていた。トランプ大統領はこの映像とともに「自然を決して甘く見てはいけない(Never mess with nature)」という戒めの言葉を添えた。この映像はホワイトハウスの公式X(旧ツイッター)アカウントにもリポストされた。
波紋は数時間後、トランプ大統領が23秒のAI生成映像を追加で投稿したことで、収拾がつかないほど拡大した。このAI映像では、スーツ姿のトランプ大統領が襲いかかってくるトラを素手で制圧し、トラと一緒に地面に倒れ込む場面が演出されていた。トランプ大統領が指をさすとトラが逃げ出し、その後、猛獣を抱き寄せてじゃれ合ったり、笑みを浮かべて抱き合ったりするなど、トラを完全に手なずけたような姿が出てきた。
特に、映像の中のトランプ大統領の手の動きが、実際の事故で死亡した男性がトラに向けて取ったジェスチャーを真似ているように見え、悲劇的な死亡事故を茶化したとの批判が相次いだ。
事故で死亡した男性は英国バッキンガムシャー出身のウィリアム・チャップマンさん(24)と確認された。幼少期に英国のテレビ番組に出演した元子役のチャップマンさんは事故当日、ほかの来園者に写真撮影を頼んだ後、柵を乗り越えて飼育エリア内に入り、悲劇に見舞われた。
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