13日(現地時間)、米ワシントンDCのホワイトハウス南庭で、大統領専用ヘリコプター「マリーンワン」に搭乗する前に記者団と話すドナルド・トランプ米大統領。後方にはホワイトハウスのケイティ・ザカリア報道官が立っている。[AP=聯合ニュース]
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は14日(現地時間)、ザカリア報道官が2011年にペパーダイン大学ロースクールを卒業した後、カリフォルニア州の司法試験を受験したものの、合格できなかったと報じた。
ザカリア報道官は、FOXニュースなど米国の保守系テレビ局で政治評論家として活動し、知名度を高めた。テレビ出演などの公の場でも、自身を弁護士と紹介してきた。ドナルド・トランプ大統領も最近、ザカリア報道官を新たなホワイトハウス報道官として発表した際、弁護士と紹介していた。
しかし、ザカリア報道官の名前は、カリフォルニア州、テキサス州、ワシントンDCの弁護士登録名簿では確認されなかった。これをきっかけに、実際に弁護士資格を持っているのかどうかを巡り、疑惑が浮上した。
◇「中国に移住したとき」…司法試験の合格に関する質問に曖昧な回答
ザカリア報道官は13日、就任後初となるホワイトハウスでの記者会見で、弁護士資格に関する質問を受けた。ある記者が、どの州の司法試験に合格したのかと尋ねると、「中国に移住したとき」と答えた。ただし、合格の有無や資格を取得した地域については具体的に明らかにしなかった。
その後、別途発表した声明では「必要な資格をすべて備え、国際取引法に関する業務に従事していた」と釈明した。
WSJによると、ザカリア報道官は2011年にカリフォルニア州の司法試験に不合格となった後、結婚を予定していた男性とともに中国・北京に移住した。その後、中国の大手法律事務所である中倫法律事務所の国際業務チームで働いた。
当時、ザカリア報道官は、米国企業や多国籍企業の中国での事業に必要な契約書の作成や顧客との連絡などを担当していた。しかし、こうした業務を行う上で、中国の弁護士資格が必ずしも必要だったわけではない。
WSJは、ザカリア報道官のような外国人職員は、正式には国際法律コンサルタントに分類されていたと伝えた。法的効力を持つ正式な法律意見書については、中国の弁護士資格を持つ現地のパートナー弁護士が担当していたという。
◇ホワイトハウス「法律業務のために採用したわけではない」
ホワイトハウスは、ザカリア報道官の弁護士資格を巡る論争について、報道官としての職務遂行には問題がないとの立場を示した。ホワイトハウスのスティーブン・チャン広報局長は、ザカリア報道官が法律業務を担当するために採用されたわけではないと説明した。また、ザカリア報道官について「他に類を見ない資格と優れた知性を備えている」と評価し、報道官としての役割を忠実に果たすだろうと述べた。
米国で弁護士として活動するには、一般的に該当する州の司法試験に合格する必要がある。その後、資格審査などを経て正式な免許を取得して初めて、法律業務を行うことができる。
一部の州では、弁護士資格を持たない人が自らを弁護士と紹介したり、法律サービスを提供したりすると、処罰を受ける可能性がある。
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