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稼働中断したGM工場、現代自動車の輸出基地に変えた…インドのプネー工場竣工

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

14日、インド・マハーラーシュトラ州の現代自動車プネー工場で発売を前にした「ベニュー」数千台が待機中だ。ソク・ギョンミン記者

14日午前、インド・マハーラーシュトラ州プネーの現代自動車工場。広大な駐車場に小型スポーツ用多目的車(SUV)「オールニュー・ベニュー」数千台がぎっしりと止められていた。インド国内市場と30カ国向けに出庫される車両だ。駐車場のそばでは白いベニュー1台が急加速と急制動を繰り返して試験走行をしていた。

わずか数年前までここは米ゼネラルモーターズ(GM)が稼動を中断した工場だった。4年前の2022年6月のグーグルのストリートビューには青い「GM」のロゴとともに工事が中断された建物が写っている。活気を失った工場が各国に輸出する車両の生産基地に変貌したのだ。


現代自動車はこの日、プネー新工場竣工式を開いた。行事には現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長とホセ・ムニョス現代自動車社長、マハーラーシュトラ州のファドナビス首相らが参加した。鄭会長は「プネー工場竣工式は現代自動車がインドで新たなページを開く場になるだろう。インドは現代自動車の世界的成功を後押しする核心軸に成長した」と話した。続けて「もう私たちは『インドで生産』を超え『インドで設計』『インドで革新』へと進んでいる」と強調した。プネー工場はすでに昨年10月から量産に入っているが、正式な竣工式は約1年後のこの日開かれた。


GMはプネー工場でシボレー車両を生産していたが販売不振から2020年に稼動を中断した。ロイターによると中国長城自動車が約3億ドルで買収を推進したが、中国と不和を生じさせたインド政府が承認せず2022年に白紙化された。

現代自動車は2023年末にGMからプネー工場を買収した。現代自動車インド法人の報告書によると買収金額は78億7180万ルピー(約131億円)だ。その後約1兆ウォンを投じて生産ラインを新たに設置した。年間生産能力は17万台で、追加投資を通じ2028年に25万台、2030年には32万台に増やす計画だ。チェンナイ第1・第2工場の82万4000台を合わせれば現代自動車のインドの生産能力は約100万台となる。

プネー工場は中国、米国に続き世界3位の自動車市場であるインドの国内需要に対応すると同時に、中東、アフリカ、中南米など新興市場に車両を供給する輸出基地の役割も引き受ける。現代自動車インド法人はインド企業と外国企業を含む現地の自動車メーカーで初めて乗用車累積輸出400万台を達成した。2030年までにインド法人の輸出割合を最大30%の年34万台規模まで高めるという目標も立てた。

インドは成長性が大きい新興市場と地理的に近い点で輸出拠点として魅力が大きい。チリ、ペルー、メキシコ、チュニジア、南アフリカなど中南米と中東・アフリカ地域の国にはインドと道路事情などが似ているところが多く、インドに合わせた車の需要も高い方だ。産業研究院のチョ・チョル先任研究委員は「インドは内需市場を基盤に輸出までする生産基地として意味が大きい。生産費節減効果が最も大きく地理的な利点もある」と説明した。

◇プネー工場稼動、韓国の部品企業に機会拡大となるか

現代自動車グループのインド事業拡大が協力会社に新たな機会になるだろうという分析も出ている。業界によると現代自動車グループとインドに進出した韓国の部品メーカーは120社に達する。参加部品企業も2011年の68社から2019年のアナンタプル工場稼動で84社に増え、今回のプネー工場竣工により120社まで拡大した。

実際の売り上げ増加にもつながった。車体部品を生産する星宇ハイテクは現代自動車グループが進出した場所で部品工場を運営し、インド売り上げが2019年の3458億ウォンから2025年には5346億ウォンと約55%増えた。同じ期間にステアリングとブレーキ部品を生産するHL万都は5294億ウォンから1兆81億ウォンに90%増加、ドアトリムなどを供給する瑞延理化は3003億ウォンから5925億ウォンに97%増加と売り上げが増えた。



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