13日、仁川市九月洞(インチョンシ・クウォルドン)の大型複合商業施設で刃物による無差別襲撃事件が発生し、8人が負傷した。50代の男は両手に刃物を縛り付けた状態で犯行に及んだ。写真は防犯カメラに映った男の姿。[聯合ニュース]
釜山(プサン)で北極海航路の試験運航歓迎式への出席や、HMM本社の除幕式への訪問を終え、この日夕方にソウルへ戻った李在明(イ・ジェミョン)大統領は、直ちに仁川警察庁を訪れ、事件の経緯や捜査状況、被害者の容体などについて報告を受けた。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は「李大統領は、罪のない市民や社会的弱者に深刻な被害を与え、国民の平穏な日常を脅かす凶悪犯罪に対し、特段の対策を講じるよう指示した」と明らかにした。
この日の刃物による襲撃事件は、午後1時49分ごろ、ホームプラス仁川九月店が入る大型複合商業施設で発生した。A容疑者はテープで両手に刃物を縛り付けた状態で、建物内の各所を歩き回りながら犯行に及んだ。建物の1階に入った後、2階のフードコートや駐車場へ移動し、6人に刃物で襲いかかった。A容疑者は4階へ上がろうとしたものの行く手を阻まれ、3階へ戻る途中、市民と警察によって取り押さえられた。
◇両手に刃物を縛り付けて無差別襲撃…電子足輪を装着した殺人未遂犯だった
商店主らによると、男は犯行の約1時間前から建物内をうろついていたという。商店主のBさんは「男は1階で『トイレを使わせてほしい』と言いながら歩き回っていたが、トイレが閉鎖されていたため2階へ上がった」と当時の状況を説明した。建物の管理室の職員は「両手に刃物を縛り付けて歩き回り、地下から各階を見て回りながら上へ移動し、犯行に及んだ」と話した。
事件が起きた建物2階のフードコートの床には、所々に血痕が残っていた。遅めの昼食を取ろうと訪れていた生活用品店C社の従業員3人も、食事に行ったところをA容疑者に刃物で刺された。A容疑者は商業施設の店主2人に制止され、現場に駆け付けた警察に逮捕された。中央日報が入手した現場の防犯カメラ映像には、青い登山服にジーンズ姿のA容疑者が飲食店の女性従業員の背後から素早く駆け寄り、何度も刺す様子が映っていた。これに対し、ほかの従業員らがトレーなどを手に持って追いかけ、抵抗する姿も確認された。A容疑者を取り押さえた商業施設内のサムパプ(野菜包みご飯)店の店主、シンさん(66)は「A容疑者が4階の映画館まで上がろうとして、下りてくる途中に転倒して血を流していたところ、誰かが椅子を投げてくれた」とし、「エスカレーターで3階まで引きずり下ろし、踏みつけて取り押さえた」と話した。A容疑者は両手に刃物を縛り付けた状態で犯行に及んでおり、警察はA容疑者のかばんから包丁やはさみなど10点以上の凶器を発見したという。また、白い封筒に入っていた5万ウォン札約40枚を落としながら立ち去る姿も目撃されていた。
韓国・仁川の大型商業施設で白昼の刃物襲撃事件…8人負傷(2)
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