先月16日、国防コンベンションで開かれた「2026年韓米連合ウォーファイティングフォーラム」で基調演説を行うブランソン韓米連合軍司令官。 [ニュース1]
ブルンソン司令官は同日、米ワシントンDCで開かれた米陸軍協会(AUSA)の年次行事のパネル討論で「韓米合同訓練は毎年2回、大規模な指揮所演習方式で実施されている」とし「我々はこの方式から脱却する必要がある」と述べた。
ロシア・ウクライナ戦争に派兵された北朝鮮軍が実戦経験を積んでいるという状況の変化を踏まえ、容易な標的とならないよう韓半島全域に分散して作戦を遂行する必要があるという趣旨と解釈される。北朝鮮軍に対抗するため兵力や装備が露出する機会を減らし、機動能力を高めるという構想だ。
ブランソン司令官は「分散型方式での作戦遂行」について、韓米連合軍司令部のキム・ソンミン副司令官と協議していると明らかにした。
また「済州(チェジュ)から京畿道(キョンギド)まで訓練を行うとすればどうなるだろうか」と問いかけ、「朝鮮半島全域で訓練を実施し(北朝鮮に対し)『ウクライナで学んだことを我々に適用することはできない』と言える状態になることを想像してみてほしい」と話した。
そして「我々も同じ教訓を学び、自らが標的にならないように部隊を分散させるということだ。1カ所に固定されないことだ」と強調した。
毎年実施する大規模訓練の間に追加の訓練を実施する案にも言及した。韓米両国は上半期に「フリーダムシールド(自由の盾、FS)、下半期に「乙支(ウルチ)フリーダムシールド(UFS)」と、毎年2回の大規模な指揮所訓練を実施している。
ブランソン司令官は毎年の大規模な韓米合同訓練の間に追加訓練を実施すれば何が起きるだろうかと問いかけ、最近ヘリコプターで現場に出向いて有事の状況を想定する「兵力を伴わない戦略訓練」を実施したと紹介した。
ジョセフ・ヒルバート在韓米第8軍司令官も同日の行事で、北朝鮮が戦争の教訓を学んでいるという前提に立って対応していると明らかにした。ヒルバート司令官は「北朝鮮はウクライナで使用されているさまざまな技術や戦術を調べている」とし「変化に遅れないよう注力し、それを上回るために訓練方法や作戦遂行方式を変更している」と述べた。
ただ、トランプ米大統領が8月に米朝対話再開への意欲を示し、韓米合同訓練の縮小を指示した状況で、実際の訓練方式の変更につながるかどうかが注目される。
一方、ブランソン司令官は同日、在韓米軍が推進してきた「圏域持続支援拠点」構想について説明し、韓国には世界レベルの防衛産業基盤と生産能力があると述べた。
ブランソン司令官は「将来、特に太平洋での戦闘では、前方に配備された装備などを保護する能力であれ、韓国を起点に第1列島線内で自給自足する能力であれ、持続可能な能力が重要だ」と強調した。続いて「圏域持続支援拠点構想は、こうした生産手段を当該戦域に持ち込むことを意味する」とし「パートナーが得意とする分野を最大限に活用して我々の装備に適用することだ」と話した。
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