12日(現地時間)、米オハイオ州アクロンのサミット郡選挙管理委員会に設置された投票所で、中間選挙の期日前投票を終えた有権者が出てきている。[AFP=聯合ニュース]
#「私の選挙運動の支援に来ないでほしい」。カンザス州の民主党連邦上院議員候補アダム・ハミルトン氏は今月初め、メディアのインタビューで、民主党の元大統領候補カマラ・ハリス氏による応援演説について「ハリス氏はそのままカリフォルニアにいてもよい」とし、このように語った。ハミルトン氏は以前、民主党上院院内総務チャック・シューマー氏から「カンザス州で当選するうえで何が障害になっているのか」と尋ねられた際、「あなたです」と答えたこともあるという。「カンザス州ではあなたは助けになるどころか、お荷物(liability)だ」と直接伝えた。1932年以降、民主党が上院選挙で勝利したことのないカンザス州では、今回は接戦が繰り広げられている。ここで民主党候補が取っている戦略は民主党という看板ではなく、党の主流派に対抗できる点を前面に出すことだ。
11月3日に行われる米中間選挙まで残り20日となった中、共和党と民主党の候補者が自党の既存の権力と「距離」を置くことが競争力につながる構図が形成されている。インフレなどの影響で共和党が苦戦しているとの見方が多い状況で、中央政界に対する有権者の嫌気は共和党から離れつつある支持層を民主党も取り込めないという現象につながっている。「どちらがより優れているか」ではなく「どちらがよりマシか」を競う選挙になっているのだ。
共和党候補の間では、トランプ氏との距離をめぐり「近づきすぎず、離れすぎず」という綱渡りをする姿が目立っている。出馬の意向を表明する前からトランプ氏の支持を受け、フロリダ州知事選の共和党候補となったバイロン・ドナルズ氏は9日(現地時間)のインタビューで、「大統領の支持には感謝しているが、私にも自分なりの考えを持つ権利がある」と明らかにした。「大統領はただの『イエスマン』だけを求めていると思われているが、実際はそうではない」とも語った。トランプ氏に反旗を翻すことなく、言うべきことは言うという点を強調したのだ。
当選すればフロリダ州初の黒人知事となり、党内で相当な影響力を持つと予想されるドナルズ氏は最近、選挙公式サイトからトランプ氏の支持を強調する文言や写真を大幅に削除した。地域の課題を前面に打ち出すための措置だと説明しているが、ドナルズ氏は「私はすべての選挙を戦闘のように戦う」とし、2024年の大統領選でトランプ氏がハリス氏に13ポイント差で勝利したフロリダ州でさえ気を緩めることはできないという姿勢を示した。
「どうか私を支援しないで」 党の大物と決別…「どちらがマシか」を競う米中間選挙(2)
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