ロシアのSu-34戦闘爆撃機が滑空装置を装着したFAB-3000爆弾を投下する場面。ロシア国防省が公開した映像の一場面で、今回のハンスカヤ飛行場空爆とは直接関係がない資料映像。 [ロシア国防省の映像キャプチャー]
ウクライナ保安庁(SBU)は4日、特殊作戦部隊「アルファ」のドローンがハンスカヤ飛行場のSu-35とSu-34、弾薬庫を攻撃したと発表した。保安庁は標的までの距離は約500キロだったと説明した。
衛星画像分析コミュニティー「Aviaベクター」が公開した写真には、飛行場内の被害地点2カ所が示されている。周辺の舗装面とは異なり、被害地点には黒っぽい色と残骸のように見える痕跡が残っている。分析チームはそれぞれSu-35SとSu-34が破壊された場所と説明した。
ただ、衛星写真だけで航空機の機種や正確な損傷の程度を確定するのは難しい。2機が完全に破壊されたのか、修理が可能な程度の被害かについても確認されていない。
ハンスカヤ飛行場は、アディゲ共和国の首都マイコープから北西に約6キロ離れている。ウクライナ軍参謀本部は2024年10月にも、ここにSu-34やSu-27、Su-35などウクライナ攻撃に投入されるロシア軍用機が配備されていると明らかにしていた。Su-34とSu-35の2機種はプーチン大統領が戦争遂行能力を自ら称賛した航空機だ。
プーチン大統領は2022年12月8日、大統領府でロシア英雄章の受章者らと対話し、「Su-34とSu-35も非常によくやっている。武装がよい」と述べた。また、ロシアの航空戦力が任務を効果的に遂行し、地上軍の作戦にも大きく貢献していると評価した。
今回の発表は、ロシアの航空機が出撃する前に後方の飛行場を攻撃し、空爆能力を低下させようとする作戦と解釈できる。保安庁はロシアの軍事施設を継続的に攻撃して戦争遂行能力を低下させるとし、ウクライナの都市や主要インフラを狙った攻撃に対応すると明らかにした。
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