韓国代表は6日、竜仁ミルスタジアムで行われた親善試合でウズベキスタンに2-0で勝利した。前半6分、FKから先制ゴールを決めて「カメラ」セレブレーションをする孫興慜(ソン・フンミン)。レジェンド車範根(チャ・ボムグン)を抜いて韓国人のAマッチ最多得点記録(59得点)を打ち立てた。[聯合ニュース]
ゴール直後に膝で滑った後「カメラ」セレブレーションを披露した孫興慜は、この1ゴールで韓国サッカーに意味のある里程標を打ち立てた。レジェンドの車範根(チャ・ボムグン)と並んでいた韓国代表のAマッチ最多得点記録(58得点)を更新し、59得点で新たな歴史を刻んだ。2010年のAマッチデビューから16年、151試合目での価値ある記録だ。Aマッチでの最多FKゴール記録も9得点に伸ばした。韓国は後半15分に呉世勲(オ・セフン、清水)が追加点を挙げ、ウズベキスタンに2-0で完勝した。
臨時監督のロベルト・モレノ監督(スペイン)と主将の孫興慜にとってこの試合は重要だった。2日に行われたベネズエラ代表との親善試合(0-0の引き分け)の後、組織力を指摘する声が出たからだ。
当時、主力DFの金玟哉(キム・ミンジェ、バイエルン・ミュンヘン)は「DF選手たちがかわいそうだ。みんなで戦っている感じがしなかった」と発言した。MF黄仁範(ファン・インボム、ポルト)も「代表9年目だが、いろいろな部分で変化がうまく進んでいない」と同調した。
守備への参加が不足しているだけでなく、エネルギーレベルが落ちている同僚への苦言であると同時に、北中米ワールドカップ(W杯)前後のチーム内の対立構図までを一度に指摘した発言だった。代表チームの主将9年目の孫興慜も、相次ぐ雑音の責任から自由でなかった。
今回の試合では代表に向けられる内外の視線が厳しかったうえ、疲労蓄積により金玟哉がメンバーから外れ、負担はさらに大きかった。モレノ監督は選手構成に一部変更を加えた。孫興慜を変わらず2トップのFWとして起用する一方、パートナーを呉賢揆(オ・ヒョンギュ、ベシクタシュ)から呉世勲に変更した。2人はそろって1得点ずつを決め、監督の期待に応えた。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング57位で、韓国(32位)より27ランク低いウズベキスタンとの通算対戦成績は12勝1敗4分けとなり、その差をさらに広げた。ファビオ・カンナバーロ監督が率いるウズベキスタン代表は最近の親善試合でイラン(3-1)、シリア(4-1)を相次いで破って勢いに乗っていたが、韓国の壁を越えることはできなかった。
孫興慜は試合後「感情がこみ上げてくる。幼い頃からこの場所を当然のものとは思っていなかったし、今もそうだ」とし「自分のゴールだけが大切なのではなく、チームメートや監督とともに過ごした16年間という時間の方が大切だ。代表としてプレーする以上、国民に誇らしい姿を見せなければいけない」と語った。
スコアは2点差の勝利だったが、試合内容は期待を下回った。中盤の競争力が落ちているとの内外の指摘にもかかわらず、モレノ監督は4-4-2フォーメーションに固執し、中盤には李在成(イ・ジェソン、マインツ)と朴鎮燮(パク・ジンソプ、浙江)の2人だけを配置した。フリーロール型のシャドーストライカーの位置で破壊力が最大化する李康仁は依然として右サイドに入り、前半終了後に交代した。
試合の流れは後半、黄仁範が投入されてからようやく活性化した。失点のピンチは趙賢祐(チョ・ヒョンウ、蔚山)の好セーブで切り抜けた。この日の観客数は2万4587人にすぎず、依然として冷めたファンの心理を反映した。
解説委員のハン・ジュンヒ氏は「依然としてビルドアップとボールキープ、パスの正確性が不足している。相手の速い攻守切り替えに守備が揺さぶられる場面が何度かあった」と指摘し「モレノ監督が就任して以降、李康仁が目立った活躍を見せていないという問題点も依然として残っている」と苦言を呈した。続いて「前線からのプレスや守備への参加が以前の試合に比べて良くなり、交代カードも成功した点は前向きな点」とし「モレノ監督は4試合を終えて、選手たちについて全般的な把握ができたのではないかと思う」と話した。
モレノ監督は9~10月のAマッチ4連戦を2勝1敗1分けで終えた。初戦のエクアドル戦は3-0で完勝して好スタートを切ったが、ウルグアイ戦(1-4敗戦)とベネズエラ戦(0-0)は低調だった。モレノ監督の任期を来年1月のアジアカップまで延長するかどうかは、来月行われる海外でも親善試合2試合の結果まで含めて決定される。
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