韓国の金正官(キム・ジョングァン)産業通商部長官が先月22日午前、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会で開かれた産業通商資源中小ベンチャー企業委員会全体会議で、「大韓民国と米合衆国間の戦略的投資の運営および管理のための特別法」に基づく対米投資の事前報告を行っている。ニュース1
李炯日(イ・ヒョンイル)副首相兼財政経済部長官と金正官(キム・ジョングァン)産業通商部長官は先月22日、国会財政経済企画委員会と産業通商資源中小ベンチャー企業委員会の全体会議にそれぞれ出席し、対米投資計画を非公開で報告した。当時、韓国政府は対米投資第1号プロジェクトとしてテキサス州エンシナル・ガス複合火力発電所建設事業を確定した。また、米国内での大型原発8基の建設を含む「原発フレームワーク」とアラスカLNG開発事業も第2、第3号プロジェクトとして検討するとした。
しかし6日、国会産業通商資源中小ベンチャー企業委員会所属の崔洙珍(チェ・スジン)国民の力議員が産業通商部の関連文書を全数調査した結果、原発建設(第2号)とアラスカLNG開発(第3号)の2事業は、もともと対米投資の対象ではなかったことが分かった。産業通商部の内部文書によると、韓国政府は3月18日に「韓米戦略的投資事業予備検討団」を構成した後、4月12日に第1号プロジェクト(テキサス火力発電所)の投資妥当性分析に向けた外部諮問業務を発注した。
続いて5月28日には「韓米戦略的投資(3件)プロジェクト投資妥当性検討および交渉支援」業務委託契約を依頼し、6月16日に遂行機関が選定されると、▷日常監査要請 ▷監査意見の回答 ▷契約締結案内--などすべての行政手続きを1日で完了した。国会報告の3カ月前に既存事業に対する妥当性の検討を始めたことになるが、業務を委託した3事業のうちテキサス火力発電所事業を除く非公開の2事業は対米投資の対象にはならなかった。
非公開で事業性分析を進めていた従来の第2、第3号事業が、わずか3カ月で原発・アラスカLNG事業に入れ替わったのだ。産業通商部関係者は中央日報に対し、投資対象が変わった理由について「対米投資事業として複数のプロジェクトが議論される過程で、新たな事業が含まれたり、既存の事業が外れたりすることになった」とし、「実現しなかった2事業が何だったのかは明らかにできない」と述べた。
崔議員は「通商手続法(第10条第2項)に基づき、通商交渉中に重大な変化が発生した場合、政府は遅滞なく国会の所管常任委員会に報告しなければならない」とし、「産業通商部は経済性分析リストに含まれていなかった『アラスカLNGプロジェクト』を土壇場で含めるなど重大な変更があったにもかかわらず、国会に一切報告せず、非公開だった2事業を推進したものの実現しなかったことも知らせなかった」と指摘した。崔議員はまた「妥当性・経済性評価も経ていない事業を2000億ドルに達する対米投資プロジェクトに含めたのは、明白な通商上の不手際であり、国政壟断的な行政だ」と批判した。
これについて産業通商部関係者は「テキサス火力発電所を除く2事業はまだ投資確定段階ではないため、国会に報告しなかった」とし、「原発とアラスカLNG開発事業が後続プロジェクトとして確定すれば国会に報告する」と述べた。
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