5日、パリの高校前で生徒が立て札を持って学校封鎖デモを行っている。生徒らは教育人材と予算の拡充、過密学級と老朽施設改善などを要求しデモを継続している。[写真 AFP=聯合ニュース]
AFPとロイター通信などによると、フランス北部ランスでは15歳の男子生徒が手を切断する重傷を負った。地元知事は「とても深刻なことが起きた」とし、生徒が病院に運ばれたが命に別状はないと明らかにした。
事故の経緯はまだ明確でない。警察労組消息筋は、警察が撃った群衆解散用の手榴弾を生徒が拾ったところ爆発したとみられるとAFPに伝えた。これに対し現場にいたというある生徒は現地メディアに「彼はそれを拾ったりつかんだりしなかった」と話した。フランス警察の監察部門が正確な経緯を調査する予定だ。
デモの余波でこの日フランスの高校約3700校のうち468校が全面または部分休校した。全国の高校の8校に1校だ。パリやボルドーなど一部の学校ではデモ隊が警察に向かって爆竹を撃ち、警察が催涙ガスで対応した。学校入口で火災が起こったりガラス窓が割られたりする被害も発生した。
今回のデモは先月17日にある高校から始まって全国に広がり、大学生も加勢した。生徒らは慢性的な教師不足と過密学級、老朽した施設などを問題にし、教育人材と予算拡充を要求している。
ジェフレ教育相によると、これまでに24校で火災、破損、略奪が発生しており、生徒190人以上と教職員78人が負傷した。ただデモの影響を受けた学校は2日の735校から5日には589校に減った。教育省は生徒らの不満などをまとめる大規模相談プラットフォームを作り問題学校別改善計画にも着手することにした。
警察の対応をめぐる議論も大きくなっている。フランス司法省によると、デモが始まってから5060人が逮捕され、このうち87%が未成年者だ。1800人ほどが起訴され、このうち未成年者は1483人だ。フランス人権連盟は「警察が受けた指示事項を見ると、未成年者を相手にしながらも自制しろとの指示がない」と批判した。警察の強硬鎮圧疑惑最小6件に対しては内偵調査が始まったという。
デモ隊は6日にも大規模集会を予告した。高校生連合は街頭デモを促し、中等教師労組も参加することにした。
大統領選挙を6カ月後に控えデモは政界の争点にも広がっている。マクロン政権と国民連合のマリーヌ・ルペン議員らは極左活動家がデモを悪用していると主張した。これに対し「不服従のフランス」のメランション代表は今回の事態を1968年以降「最も強力な高校生・大学生青年運動」と評価し、政府が学生らの利益から目をそらしていると批判した。
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