韓国合同参謀本部が5日、第25師団の非武装地帯(DMZ)爆発事件の最終調査結果を発表し、公開した軍事境界線(MDL)以南の北朝鮮軍地雷原の除去作戦の様子。[写真 合同参謀本部]
DMZ地雷爆発事件合同調査タスクフォース(TF)長を務めた権大源(クォン・デウォン)合同参謀本部次長(陸軍中将)はこの日、最終調査結果を発表し、「国連軍司令部との共同調査結果と科学的根拠に基づき、北朝鮮がいわゆる国境線要塞化作業を口実にMDL以南に設置した樹脂製対人地雷によって、正常な作戦を遂行していた韓国軍将兵が大けがを負ったものと最終判断した」と明らかにした。
今回の結論は、合同参謀本部と国連軍司令部軍事休戦委員会が先月27~29日に実施した共同現場調査と、今月2日に受け取った国立科学捜査研究院の鑑定結果を総合して下された。権次長は「9月29日の最終調査過程で北朝鮮軍の樹脂製対人地雷を追加で発見し、付近で1、2回目の爆発地点も確認した」とし、「国連軍司令部と合同情報調査チームがGPSを利用して確認した結果、3カ所はいずれもMDLから南に10メートル余りの地点にあり、休戦協定に違反したものと判断した」と述べた。
地雷の種類と埋設主体も国立科学捜査研究院の鑑定を通じて確認した。合同参謀本部によると、2回の成分検査でTNT(トリニトロトルエン)成分と茶色の異物、熱硬化性樹脂成分などが検出された。負傷した将兵の体から出た破片と、過去に臨津江(イムジンガン)で回収した北朝鮮軍の樹脂製対人地雷を比較鑑定した結果、同じ種類であることも改めて確認した。
韓国軍は、地雷が自然に流出したものではなく、北朝鮮軍が意図的に埋設したものと判断した。事故当時、将兵らが目撃した地雷が地面から5~10センチほど下に埋まっており、現場調査で追加発見した北朝鮮軍の地雷も3センチの深さに埋設されていたことが根拠となった。権次長は「国連軍司令部も当該地雷が人為的に置かれたもので、設置時期は12カ月以前と評価した」とし、「発見された地雷と爆発した地雷によってできた爆発孔との間隔などを考慮すると、流出した地雷ではなく、埋設された典型的な北朝鮮軍の地雷原と判断した」と説明した。地雷の出所だけでなく埋設位置と方法まで究明し、北朝鮮の休戦協定違反を公式に確認した形だ。
これを受け、韓国軍はこの日午後0時51分ごろ、事故現場一帯で北朝鮮軍が埋設した地雷を除去する作戦に着手した。北朝鮮軍による地雷埋設が休戦協定違反に当たるとの国連軍司令部の判断などを受けた措置で、作戦の準備と実施過程でも国連軍司令部と緊密に協議したと合同参謀本部は説明した。
北朝鮮軍が越境してひそかに埋設した地雷だった…韓国軍、除去作戦の映像公開(2)
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