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大韓航空、出発前に誤ってドア開ける…チーフパーサーが到着と勘違い

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

2024年9月、大韓航空では客室乗務員の責任者(チーフパーサー)によるドアの操作ミスで緊急脱出用スライドが展開する事故が、2日連続で発生した。韓国国土交通部は、両事故の発生から1年半後、大韓航空に計2億6700万ウォン(約3100万円)の課徴金を科した。[聯合ニュース]

2024年9月、大韓航空の旅客機で2日連続で発生したドアの誤操作事故が、いずれも客室乗務員の責任者(チーフパーサー)のミスによるものだったことが、後になって明らかになった。

5日、韓国国会の国土交通委員会に所属する張耿態(チャン・ギョンテ)議員(無所属)の事務所に国土交通部が提出した資料によると、当時、仁川(インチョン)発・沖縄行きの旅客機(A220型機)は、乗客71人を乗せ、ドアも閉めて出発準備を終えた状態だった。ところが、チーフパーサーが閉まっていたドアを再び開けた。ドアが半分ほど開いたところで緊急脱出用スライドが飛び出し、搭乗橋の床に接触して一部が破れた。


チーフパーサーは国土交通部の調査で、「到着したと思ってドアを開けた」「機種を勘違いした」と説明した。外側からドアを開けることになっているA220型機を、内側から開けるB737型機と勘違いしたという。この事故で機体を変更することになり、出発が約4時間遅れ、乗客は足止めを余儀なくされた。


事故の翌日には、金浦(キンポ)発・済州(チェジュ)行きのA321型機でも、済州空港に到着した後、チーフパーサーがドアの操作を誤り、スライドが展開した。当時、チーフパーサーは乗務員を呼び出す機内放送を行った後、片手にインターホンを持ったままドアのハンドルを操作していた。向かい側の乗務員は、別のドアの安全ピンを抜いていたため、その様子を見ることができなかった。

大韓航空はドアの誤操作を防ぐため、機長への報告、ドアモード(Door Mode)の状態確認、機外の地上係員との相互確認、2人1組での作業など、各段階の安全手順を定めているが、事故を防げなかった。

大韓航空の関係者は、「その後、再発防止のための教育を続けている」と述べた。行政処分が行われるまでにも時間がかかった。国土交通部の行政処分審議委員会が開かれたのは、事故から約1年半が経過した今年3月だった。大韓航空には2件の事故について計2億6700万ウォン(約3100万円)の課徴金が、2人のチーフパーサーにはそれぞれ100万ウォンの過料が科された。

張議員は、「事故の経緯が明らかになったのが約2年後だったというのは、あきれる話だ」とし、「大韓航空は安全管理体制全般を点検し、国土交通部も速やかに行政処分を行うべきだ」と述べた。



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