ウクライナのゼレンスキー大統領が4日(現地時間)、キーウで開かれたドイツ・ウクライナ経済フォーラムに出席し、発言している。[AP=聯合ニュース]
ロイター通信によると、ゼレンスキー大統領はこの日、記者団に対し「韓国の憲法によると彼らは韓国人でもある」と述べ、このように説明した。
ゼレンスキー大統領のこの日の発言は、先月の国連総会での演説で北朝鮮兵捕虜の送還を初めて公表して以来、初めて示した立場だ。
ただ、ゼレンスキー大統領は、李在明(イ・ジェミョン)大統領が捕虜送還について非公開で合意した内容をウクライナが破ったとして抗議した事実には言及しなかったと、ロイターは伝えた。
これに先立ち李在明大統領は、ゼレンスキー大統領が先月23日、米ニューヨークで開かれた国連総会で北朝鮮兵捕虜の送還事実を公表すると、同月24日にXで「非公開の合意を破って公開した。どのような事情があるのかは分からないが、極めて残念だ」とし、当時は婉曲に遺憾の意を表明するにとどめた。しかしその後、ゼレンスキー大統領の側近ドミトロ・リトビン氏が両国間に「非公開の合意」はなかったとの趣旨で否定し、論争が起きた。
李大統領は2日、X(旧ツイッター)で「北の捕虜の送還についてウクライナ側から非公開を求められて合意したにもかかわらず、一方的に公表した」とし「大韓民国の大統領が最大限の礼儀を尽くして遺憾を伝えたところ、合意した事実はないとして相手国の国家元首を嘘つきにした」と非難した。続いて「合意した事実を認めて謝罪するよう求めたところ、逆に南北間の軍事衝突が差し迫っているなどと言い、韓半島(朝鮮半島)での戦争勃発を企んでいるウクライナに深い遺憾の意を表する」と述べた。特に李大統領は「事実を認めて謝罪することを拒否し続ける場合、追加の措置を取っていく」とし「大韓民国の国民と国家の威信にかかわる問題であり、黙過できない」と警告した。
北朝鮮兵捕虜送還の事実関係をめぐる攻防の中で、李大統領が「嘘つき」「黙過できない」など異例にも強い表現で反撃し、両国間の外交的対立は急速に高まった。
今回の事態についてウクライナのシビハ外相は1日、「外交上の誤解」として早期解決を望むと述べた。
一方、ゼレンスキー大統領はこの日、ウクライナメディアのインタビューで、北朝鮮兵捕虜について詳しく説明した。
これによると、ゼレンスキー大統領はウクライナ軍が拘束した北朝鮮兵捕虜について「我々が彼らを捕虜にした際、それ以前とは異なる情報を得た。彼らは最初にロシアに到着した北朝鮮兵ではなかった」と話した。続いて「彼らは経験を共有され、訓練を受けた」とし「これはドローンの運用だけでなく、電子戦システムにどのように対応するかも含まれており、このような実戦知識と戦闘経験を獲得しているのは極めて危険だ」と強調した。
そのうえでゼレンスキー大統領は北朝鮮軍に関する情報を日本側と共有したと明らかにした。ゼレンスキー大統領は「日本は優れた技術を持つ立派な国だが、現代戦を遂行した経験が不足し、これは非常に危険な要素」と主張した。続いて「ロシアが(北朝鮮軍の)5万人を戦えるよう訓練すれば、これは数十万人の北朝鮮軍に知識が共有されることを意味する」とし「(ウクライナと日本の)協力はこの点で非常に重要であり、これは双方の利益になると考える」と述べた。
また、ゼレンスキー大統領はこの日、ロシアが北朝鮮にジェット推進ドローンの技術を共有したとみられると主張した。
ゼレンスキー大統領はこの日、記者団からロシアが北朝鮮にジェット推進ドローンの技術を移転した可能性について問われると、「そうだ、もちろんだ」と答えた。続いて「彼らは北朝鮮とあらゆる技術を共有している」とし「(弾道ミサイルなどどのような技術が共有されたのかは)よく知らないが、そうだと思う。北朝鮮がミサイルで彼らを助けたからだ」と答えた。
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