先月24日(現地時間)、ホワイトハウスでの国賓歓迎式典後、ブルールームで行われた贈り物交換式で、中国側が用意した金色の太和殿の模型を前にドナルド・トランプ米大統領(左)と習近平中国国家主席(右)が握手している。[写真 ホワイトハウス]
習主席は先月23~25日、中国国家元首として11年ぶりに米国を国賓訪問し、43時間にわたりワシントンに滞在した。WSJが指摘した当時の中国側の要請は大きく4つある。
まず、ホワイトハウスのウェストウイングに習主席が休憩できる個室を用意するよう求めた。ここには秘書室長に相当する蔡奇・党中央弁公庁主任の出入りも認められなかった。妻の彭麗媛夫人だけが同伴を許された。
2つ目は、24日に予定されていた両首脳のワーキングランチを1カ月前に先発隊が断った。トランプ大統領は5月に中国を訪問した際、習主席の執務室がある中南海でワーキングランチを行った。
3つ目は、より多くの休憩時間を求めたことだ。到着当日の夕方には何の予定も入れなかった。首脳会談の日程にも休憩のため5時間の空白が設けられた。
4つ目は、日程の短縮だ。訪問最終日の25日には国立公文書館に約10分間しか滞在しなかった。これは米国当局者が計画していた時間よりはるかに短かったとWSJは伝えた。
73歳の習主席の日程は、80歳のトランプ大統領が今年5月に中国を訪問した際と対照的だ。トランプ大統領は同じ2泊3日の間、さまざまなメディアのインタビューに応じるなど精力的に活動した。
米中央情報局(CIA)出身のデニス・ワイルダー米ジョージタウン大学教授は、待機室(Hold room)を設けるのは前例のないことだと指摘した。ジョージ・W・ブッシュ大統領当時、胡錦濤前中国国家主席や小泉純一郎首相らの国賓訪問の準備に携わったワイルダー教授は「このようなことは決してなかった。非常に異例だ」とWSJに話した。
時事評論家の蔡慎坤氏は3日、X(旧ツイッター)で「中国の儀典チームは、彼(習主席)がどれくらい長く立っていられるか、どの程度歩けるか、いつ立ち止まって休憩しなければならないかを考慮しながら日程を組んでいる」と分析した。
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