韓国柔道代表のチョン・スジン選手(左)、チョン・ソンスク監督
大韓柔道会関係者は3日、中央日報に「鄭成淑(チョン・ソンスク)柔道代表チーム監督とコーチ陣がランダム計量(無作為に選手を抽出して行うランダム計量)の対象者に選ばれたことを把握できず、チョン・スジンが試合直前に食事を取り、畳に上がることもできないまま終わった。選手は監督の許可がなければ食事を取らない。計量対象だと遅れて知った時には、取り返しのつかない状況だった」と伝えた。チョン・スジンは先月30日、48キロ級の初戦に姿を見せなかった。同日午前のランダム計量を通過できなかったためだ。柔道では試合前日に出場選手全員を対象に公式計量を行い、翌日の試合1時間前に階級ごとに選手4人を無作為に選んでもう一度体重を測る。この時は階級の5%まで超過が認められる。48キロ級は50.4キロまでなら通過できる。チョン・スジンは100グラム超過した。韓国代表の場合、国際大会に出場する際、選手は現場でウォーミングアップを行う。この時、監督・コーチ陣が計量対象かどうかを確認する。
チョン・スジンも4日、ソーシャルメディア(SNS)に「公式計量を苦労して通過し、試合当日の朝まで50.4キロに体重を合わせた。監督・コーチが(計量対象を)確認した後、『同じチームの男子1人だけが当たった』として、私は計量対象ではないと言われた」と書いた。チョン・スジンはコンディション回復のため、かゆ300グラム、バナナ200グラム、スポーツドリンク600グラムを摂取した。しかし、ランダム計量の終了をわずか15分後に控えて、自分が計量対象だと知ったというのがチョン・スジンの主張だ。チョン・スジンは「その時から食べたものをすべて吐き、髪を切り、走り続けながら最後の瞬間まで体重を合わせようとした」と話した。結局、時間が足りず、生涯初のアジア大会で失格となった。
チョン・スジンは「韓国代表選手として計量の抽選結果を直接確認できなかった私にも責任はあるが、これまでそうしてきたように、選手が指導者の言葉に従うのも自然な状況だった」と話した。続けて「監督・コーチは帰国後に自分たちが責任を取るという言葉だけを残し、残りの選手を指導するのに忙しく、大韓柔道会側もこの事実をすぐに知らせなかったため、私に多くの非難が集中した。韓国に帰る今日(4日)の朝には、鄭成淑監督から『このまま終わらせないと静かに収めることができない』と言われた」と明かした。鄭監督は帰国後、「われわれ(監督・コーチ)のミス」と認めた。大韓柔道会のチョ・ヨンチョル会長は中央日報の電話取材に対して「今回の件は把握している。代表チームは世界選手権を終えて13日に帰国するが、その直後に責任の所在を明らかにし、原則通り処理する」と明らかにした。
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