3日に愛知県のトヨタスタジアムで開かれたアジア大会男子サッカー韓国対日本の決勝戦。勝利後金メダルを手にした韓国選手が記念撮影をしている間に大会得点王とアシスト王となったオム・ジソンが喜んでいる。[写真 聯合ニュース]
イ・ミンソン監督率いる韓国23歳以下(U-23)サッカー代表チームは3日、愛知県のトヨタスタジアムで開かれた愛知・名古屋アジア大会男子サッカー決勝戦で、開催国日本を1-0で制圧した。
サッカー韓国代表は、2014年の仁川(インチョン)大会、2018年のジャカルタ・パレンバン大会、2023年の杭州大会に続き、アジア大会で4回連続金メダルを手にした。3回連続も初めてだったが、その記録を4回に増やした。アジア大会男子サッカーでは3大会連続となる韓日による決勝戦でまたも勝利を収めた。
後半16分にオム・ジソン(スウォンジー・シティ)が先制決勝ゴールを放った。ヤン・ミンヒョク(ウェステルロー)が右サイドから最後まであきらめずにボール奪った後に執念のクロスを上げた。日本のGKがパンチで抑えたボールをとらえたオム・ジソンが絶妙にボールを切り返し、倒れ込みながら左足シュートでゴールネットを揺さぶった。
ワイルドカード(24歳以上)のオム・ジソンは今大会で4ゴールと4アシストでいずれも1位となり優勝を先導した。
韓国は今大会にワイルドカードとしてオム・ジソンとヤン・ヒョンジュン(セルティック)、イ・ギヒョク(江原)だけでなく、欧州派を総動員した。これに対し日本は2年後のロサンゼルス五輪を見据えて2歳若い21歳以下の選手でチームを構成し長く息を合わせてきたチームだ。オム・ジソンとペ・ジュンホ(ストーク・シティ)、キム・ジス(ブレントフォード)、ヤン・ヒョンジュンら20人が金メダル獲得により兵役上の優遇を受けることになり、欧州の舞台での活躍継続や欧州進出の足がかりも用意した。
今回の代表チームを率いたイ・ミンソン監督は、選手時代だった1997年にワールドカップ・フランス大会のアジア予選で、日本での遠征試合で2-1逆転ゴールを放ち「東京大捷」に貢献した。キャスターのソン・ジェイク氏が「富士山が倒れます」と叫んだ試合だ。
準備期間だけでなく大会中に戦術批判を受け続けたイ監督は、開天節の10月3日に「名古屋大捷」の勝将になった。今大会まで指揮を取ることにしていたイ監督は任務を果たして去ることになり、2年先に迫ったロス五輪本戦を準備するチームはキム・ウンジュン監督が指導することになる。
準決勝で韓国は中国を2-1で破り決勝に進出し、日本はウズベキスタンを延長PK戦の末に勝ち上がってきた。この日ワントップ攻撃手にイ・ヨンジュン、2列目の攻撃手にオム・ジソン、ペ・ジュンホ、ヤン・ミンヒョクが先発で出た。準決勝を足の炎症で欠場したキャプテンのイ・ギヒョクが復帰し、イ・スンウォンとミッドフィールドに布陣した。
前半は両チームとも慎重な試合運びを見せた。前半6分にオム・ジソンのシュートはゴールポストの上を越えた。3分後に日本のコーナーキック後のヘディングシュートがはずれた。前半24分にナイジェリア人の父を持つ攻撃手ンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄がイ・ギヒョクと競り合う過程でひざを負傷し担架で運ばれ、代わりに福永裕也が投入された。
韓国はロングキックにばかり依存し、セカンドボールを奪うのに苦戦した。後半11分にコンディションが完ぺきでないイ・ギヒョクが出てファン・ドユンが入った。後半16分にヤン・ミンヒョクとオム・ジソンが執念の先制ゴールを生み出した。
イ監督は後半21分にヤン・ミンヒョクをはずしてカン・サンユンを投じバランスを合わせた。後半34分に日本の三者パスに続く石井久継のダイレクトシュートがゴールポストにぶつかると韓国は胸をなで下ろした。先制ゴールを決めたオム・ジソンはウィングバックのように下がって守備にも積極的に加わった。韓国は日本の波状攻撃をしっかりと防ぎ、1ゴール差で勝利を守った。
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