台湾の林郁婷(左)の決勝戦の様子。聯合ニュース
林郁婷は2日、愛知県・西尾市総合体育館で行われた愛知・名古屋2026アジア競技大会・ボクシング女子60キロ級決勝で楊成宇(中国)に5-0の判定勝ちを収め、金メダルを獲得した。5人の審判のうち2人は30-27、残る3人は29-28で林郁婷が優勢だったと判定した。
林郁婷は2024年パリ五輪でフェザー級(57キロ級)に出場して優勝し、世界的に注目を集めた。今大会ではライト級に1階級上げたが、一枚上の実力は変わらなかった。3年前の杭州大会では57キロ級で優勝している。
この日の決勝戦では、林郁婷の性別をめぐる問題よりも、台湾と中国の対立関係を背景とした観客席への神経戦が大きな話題となった。第3ラウンドを終えた直後、勝利を確信した林郁婷はいち早く歓声を上げて会場の雰囲気を掌握した。判定後には中国側のコーナーに向かい、コーチ陣にあいさつして礼を尽くした。
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