先月29日、釜山北区(プサン・プック)の北港にある親水(チンス)公園で、釜山海洋警察と釜山消防災難本部の隊員が救助艇とゴムボートに乗って放水し、北港のサメ「プカンイ」を水路の外の沖合に追い出す作業を進めているが、プカンイが救助作業を避けて再び壁面に沿って移動している。ソン・ボングン客員記者
釜山市など関係機関による合同救助班はこの日午後3時30分、2回目の救助作業を開始する予定だ。
今回の救助作業は、親水公園の水路を横切る第4歩道橋の前から沖合方向へ大型の網を引く方式で進められる。
国立水産科学院はこのため、長さ50メートル、高さ6.8メートルの大型の網を製作し、サメが抜け出せないよう下部に重いおもりを取り付けた。
現場には船舶2隻と人員10人が投入される。
水路の一方の端から反対側の端まで網を張り、プカンイが抜け出す隙間をふさいだうえで、水路の外へ向かってゆっくり移動する。先頭に位置する船舶1隻が網の中央をけん引し、水路の両端に5人ずつを配置して網を持ち、移動速度を合わせる。
網の後方では、ウォーターポンプを搭載した別の船舶1隻が泡を発生させ、プカンイを自然に沖合方向へ誘導する計画だ。
プカンイが第5歩道橋に続いて第6歩道橋を通り、水路の外へ移動すれば、網を固定してプカンイが戻ってこられないようにする。作業開始地点の第4歩道橋から沖合に接する第6歩道橋までの距離は500メートル弱だ。
◇3日前の船舶・ウォーターポンプ活用は失敗…プカンイ、15日間滞在
これに先立ち、3日前の先月29日に行われた1回目の救助では、船舶5隻とウォーターポンプを投入してプカンイを水路の外へ誘導する作業を行ったが、プカンイが水流を避けて泳ぎ回り、5時間後に失敗に終わった。
市関係者は「先に船舶とウォーターポンプを活用して1回目の誘導作業を行ったが、サメが水路を出なかったため放流には至らなかった」とし、「今回は遮断網と後方のウォーターポンプ船を同時に投入し、放流の成功率を高める計画」と述べた。
関係機関の合同救助班は今回の2回目の救助作業を本格的に始めるのに先立ち、2時間前から装備や動線を点検した後、予行演習を行う。
国立水産科学院の専門家はサメの健康状態と反応をリアルタイムで観察しながら、作業方式と移動速度を柔軟に調整する方針だ。
プカンイは先月18日、北港親水公園の人工水路で初めて発見された体長約3.5メートルのサメで、国立水産科学院はクロヘリメジロザメと推定している。
プカンイに対する市民の関心と人気が続く中、地方自治体はこれを観光資源として活用している。
市はプカンイを名誉広報大使に委嘱し、公式ソーシャルメディア(SNS)やYouTube「釜山チューブ」などで活用している。プカンイの名誉広報大使委嘱に向けた市民の意見を募るSNSイベントは、閲覧数105万回を記録したこともある。
東区は「北港サメキャラクター公募展」の選定作品をグッズや絵文字などに活用し、サメの造形物を設置する案を検討している。
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