1日(現地時間)、ジンバブエの首都ハラレの東に位置するマロンデラの農村部にあるクデンガ農場で、ヘリコプター墜落事故の収拾作業に当たる関係者ら。[ロイター=聯合ニュース]
1日(現地時間)、AP通信やAFP通信、英BBCなどが報じたところによると、事故は前日の午後5時ごろ、ジンバブエの首都ハラレから東に約70キロ離れたマロンデラ地域で発生した。
ヘリにはチバヨ氏夫妻や操縦士ら6人が乗っており、生存者はいなかった。
地元メディアによると、チバヨ氏夫妻が住宅を建設していたチコンバからヘリで出発し、約40分後に事故が起きたという。
墜落原因はまだ明らかになっていない。ジンバブエの民間航空当局は事故現場でブラックボックスを回収し、詳しい経緯を調べている。
◇政府事業の受注で会社を成長させたチバヨ氏…捜査を受けたことも
BBCによると、チバヨ氏は2004年に詐欺罪で有罪判決を受け、数年間服役した後、主に政府からの受注を通じて事業を拡大した。
同氏が率いていたイントラトレック・ジンバブエは、2015年にジンバブエの国営電力会社から、1億7000万ドル(約269億円)規模の出力100メガワットの太陽光発電所建設プロジェクトなどを受注した。
チバヨ氏は、この事業で支払われた前払金を不適切に使用した疑いで捜査を受けた。2023年のジンバブエ総選挙で使用された物品の調達を巡っても、汚職対策委員会の調査対象となった。ただし、この調査は2年後、違法行為への関与を示す証拠が見つからなかったとして打ち切られた。
AFPによると、チバヨ氏は政治家や著名人、教会指導者、SNSのフォロワーらに車や現金など高額の贈り物を渡し、その様子をSNSで公開することでも知られていた。ジンバブエのエマーソン・ムナンガグワ大統領をはじめ、アフリカ各国の首脳と親しい人物としても知られていた。
◇ジンバブエ、ケニア両大統領も哀悼
ムナンガグワ大統領は同日、X(旧ツイッター)に「チバヨ氏夫妻の突然の、予期せぬ悲報に大きな衝撃を受け、深い悲しみに暮れている」と投稿した。さらに、チバヨ氏が数百万ドル規模の慈善事業を手掛け、アフリカの将来へのビジョンを持っていたと述べ、故人をしのんだ。
ケニアのウィリアム・ルト大統領もXに「友人であるチバヨ氏の悲劇的な死に、深い哀悼の意を表する」と投稿した。
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