バスの運転手に自ら収穫した農産物を手渡すお年寄り。[写真=インスタグラム「@jhkger」キャプチャー]
1日、盈徳でバスを運転するAさんが先月17日にインスタグラムに投稿した約1分の動画が、SNSで急速に拡散した。動画には「バスに乗るために止めたわけじゃないんですね。名節前のドライブスルー? ありがたくいただいて、また来ます」という言葉が添えられていた。
動画には、狭い田舎道を走っていたバスが、道端にいた高齢男性の手招きに応じて停車する様子が映っている。
バスが止まると、男性は乗降口のステップに上がり、「これ、食べてみな。珍しいだろう?」と言いながら、黒いビニール袋をAさんに手渡した。袋には、自分で育てた梨が入っていた。
男性は「こんなのはなかなかない。皮が厚くて、本当においしい梨なんだ」と話し、Aさんは「ありがたくいただきます」と感謝を伝えた。その後、男性はバスを降り、再び畑へ向かった。
しばらくすると、別の高齢男性がバスに向かって手を振った。バスが止まると乗り込み、「ほら、ナスだよ。おかずにして食べな」と言って、自ら収穫したナスの入った袋をAさんに手渡した。
Aさんはナスを受け取ると、「こんなにたくさん、ありがとうございます。ありがたくいただきます」と話し、男性はバスを降りた。
Aさんは「久しぶりにこの路線を走った際、お年寄りが農作業をしていたので、元気にしているかと声をかけただけだった」とし、「帰りに通ると待っていてくださり、ご自身で育てた農産物を用意して渡してくださった」と説明した。
動画は同日、再生回数が250万回を超え、話題となった。ネットユーザーからは「これこそ韓国の温かい人情だ」「バスが来る前から待っている姿に感動した」「普段から運転手さんがお年寄りに親切にしていたのだろう」「バスの運転手というより、息子のようだ」「私たちの記憶にある田舎の人情だ」といった反応が寄せられた。
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