30日、大阪の長居スタジアムで行われた2026年愛知・名古屋アジア大会男子サッカー準決勝の韓国-中国戦。前半、韓国の李英俊(イ・ヨンジュン)が同点ゴールを決め、チームメートと喜んでいる。[聯合ニュース]
勝利したとはいえ中国は手強かった。この年代で韓国は中国との対戦で2連敗中だった。昨年3月、正式な監督を置かずにU―22代表が出場した塩城国際親善大会では0―1で敗れた。昨年11月に行われた中国パンダカップでは李敏成監督が指揮したものの0―2で完敗した。
今回、韓国が挑戦者の立場だった。韓国は今大会のグループリーグ2試合と準々決勝で10得点1失点と相手を圧倒して準決勝に進んだ。中国もグループリーグ3試合と準々決勝で4得点1失点と組織的な守備力を見せ、アジア大会28年ぶりの準決勝進出という成果を挙げた。
準決勝で韓国は李英俊(イ・ヨンジュン、グラスホッパー)、厳智星(オム・ジソン、スウォンジーシティ)、裵俊鎬(ペ・ジュンホ、ストーク・シティ)を前線に並べたが、中国の守備ラインは密集しながら組織的に動いた。韓国が試合を支配したものの、先制ゴールを決めたのはロングパスと高さを生かしながら力強いサッカーをする中国だった。前半23分、中国は先制点を奪った。中国は中盤で韓国のボールを奪うと、素早いカウンターで韓国の守備ラインを一気に崩し、王鈺棟がペナルティーエリア左から左足シュートでゴール右隅に蹴り込んだ。
韓国は態勢を立て直して反撃に出た。前半32分には中国の左サイドを攻め込み、カットバックで中国の守備を揺さぶってCKのチャンスを作った。その後、厳智星が鋭いCKを蹴ると、李英俊がゴールエリア右からヘディングでゴールネットを揺らした。李永俊がヘディングで方向を変えたボールは中国のGKの手に当たってゴールの中に入った。
所属クラブの事情で代表チームへの合流が遅れた李英俊は、ベトナムとの準々決勝での2ゴールに続き、準決勝でも値千金のゴールを決める活躍を見せた。すでに兵役を終えている李永俊は「兵役免除のためではなく勝つためにここに来た」とアジア大会に対する強い意欲を表した。
韓国は後半、ペ・ヒョンソと厳智星が配置された左サイドで活発に動いたが、中国の守備ラインはなかなかチャンスを与えなかった。むしろ後半34分には中国の鋭いクロスをDF金志樹(キム・ジス)がヘディングでクリアしたボールが韓国ゴールに向かい、ヒヤリとする場面もあった。幸い、ゴールから外れたが、オウンゴールになってもおかしくない場面だった。
韓国は危機の後に訪れたチャンスを逃さなかった。後半37分、厳智星がペナルティーエリア左側から右足で上げたクロスを、裵俊鎬がゴール右隅に走り込みながらヘディングで合わせ、決勝ゴールを決めた。鋭いクロスとゴール前への飛び出しで中国の「万里の長城」を打ち破った。
韓国は8本のシュートのうち6本が枠内だったのに対し、中国は7本のシュートのうち3本が枠内だった。CKは両チームとも4本ずつで、ボール支配率は45対55とむしろ中国が上回った。
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