トランプ米大統領。[写真 ロイター=聯合ニュース]
今回の禁止措置は米東部時間29日午前0時1分を期して発効された。
今回の輸入禁止措置による経済的影響は限定的なものとみられる。
影響を受ける商品の貿易規模は年間約10億ドル(1573億円)水準にすぎず、両国の年間貿易額8800億ドルと比較すればわずかだ。
また、これら品目はすでに50%の関税適用対象だった。
米通商当局で働いた経歴がある貿易専門弁護士パトリック・チルドレス氏は「これら商品のうち多くは50%の関税だけでもカナダから米国に輸入することの経済性がなくなり、事実上の輸入禁止措置として作用していた」と説明した。
現在法律事務所ホーランド・アンド・ナイトのパートナーであるチルドレス氏は「今回の措置は米国とカナダの貿易緊張を緩和するには明らかに何の役にも立たないだろう」と述べた。
中道右派性向シンクタンク「アメリカ行動フォーラム」のジェイコブ・ジェンスン貿易政策担当局長は2025年基準で今回輸入禁止対象となったカナダからの輸入品規模を9億6700万ドルと推定した。このうち87%は酒類が占めた。
牛乳副産物であるホエイを含んだ一部乳製品、そしてケベック所在のBRPが生産する「カンナムスパイダー」と「キャニオン」3輪バイクなどが輸入禁止品目に含まれた。
米国とカナダの貿易戦争が続き北米域内自由貿易協定である米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)を更新しようとする努力も脅かしているとAP通信は指摘した。
トランプ大統領は輸入禁止措置発効前日の28日、記者らに「彼ら(カナダ側)が来て『閣下、申し訳ありませんでした』と話すだろう。彼らは米国にとても悪く対応した。合意には至ると思うが、公正な合意になるだろう」と話した。
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